食する、それは人と繋がる為の媒介である。

去年菱岡先生に、「寂しさを人で埋めるのはやめたほうがいい」と言われて、むむむっとしたけど、やっぱり寂しさは人で埋めるしかないわけです。
人と繋がるための媒介として、私は食べ物がすごく重要になってくるなあと思ってる。(これは斉藤先生からの影響もある。)

行きつけのカレー屋とコーヒー屋さんは、初めは店員さんと仲良くなる気ゼロだった(通いにくくなる為)のに、気づけば私の些細な好みをきちんと把握してくれていて、それを伝えるためによく話しかけてくれるようになった。その対価を払っているから、こちらも気負いなく仲良く話してていいんだなって思える。そして何より、食べ物を通じて人と繋がれていることが嬉しい。

世界共通の言語はないかもしれないけれど、「食する」という行為は世界共通なわけです。

美味しいご飯を食べに行くためにお店を訪れているのかもしれないし、人と繋がるために足を運ぶのかもしれないな、と今日思いました。

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