「陽だまり」 高宮冴子 2021年3月13日 11:29 #言葉の添え木 物心がついた時から私はこの燦燦と照らされる四角い部屋で育った。両隣の住人も私と同じ様に育った。この環境に戸惑い続ける私は彼女達に疑問を投げかけるけど、私をおかしな人だと決めつける。おかしいのはどっちだ!何時もの時間に監視員が来て隙を突き飛び出した。建物を出ると見た事も無い青と緑。そして暖かい光が降り注ぎ、全身で浴びる様に白い翼をはためかし、喜びの叫び声をあげた。 ダウンロード copy #日記 #言葉の添え木 #一文小説 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート