シェア
秋も深まり私は左手袋を探したがどうしても片方しか見付からない、クローゼットの中もビューロ…
今日も部活にあいつは来なかった。さぼり気味のあいつが許せなくて怒鳴ってしまったからだ 俺…
貴方は多くの罪を背負っています。 無意識な罪。無関心な罪。優しさの罪。他にも沢山の罪を犯…
どのくらい時間が経ったのだろうか静寂と同化してしまいそうな意識を時計の針が自我を保たたせ…
赤く燃える夕日、影絵の街並み。朱に染まり明るくはしゃぐ。 観覧車から眺める街並みを貴女と…
罵声の響く六畳一間、足音が出て行った。 (はぁ…また喧嘩をしてしまった。これで何度目だ。) …
雛祭りも終わり私は雛壇の片付けをしているけれども長女が「もっと飾っておくの」なんて駄々を捏ねる 「好きな人と結婚出来なくなるわよ」 なんて私が言っても「パパと結婚する」なんて戯けた事を言うもんだから「パパと食べてなさい」と雛霰渡してやったわ30年前の母と同じ様に
今日の朝。おばあちゃんが起きて来なかった、死んでしまったらしい。 パパとママは忙しそうに…
学校の帰り道、わたしは好きな人の横を独占している幼馴染の特権だ 君の事は学校の誰よりも知…