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行政書士の実務をどうやって身につけるのか?その方法


行政書士開業者のほとんどが未経験開業

全国に5万人以上の行政書士がいますが、開業者の多くが未経験での独立者です。新人行政書士と話をして、開業前に行政書士をしていた方は稀です。

というのも、行政書士事務所の求人が圧倒的に少ない問題があります。

行政書士事務所で求人募集をしている所は少ないです。稀に求人があっても給与が安く、補助者をしていては生活がやっていけない問題があります。

給与が20万弱など大卒初任給並がそれより低い求人もざらですから、30代や40代で家族を抱えている方などは、応募できません。また、行政書士事務所も若い人材が欲しいため、中高年が応募しても縁故などがない限り採用されにくい傾向があります。

採用する事務所側としても、中高年の補助者を採用してもほとんどが独立してしまいます。仕事を親身に教えても長くは働かないと思われる者に、時間を割いていられない事情があります。事務所としては、忙しくて事務処理等の戦力になってくれる人材が必要だからです。

したがって、行政書士の独立開業者の多くが実務未経験という状況になります。
これについては、私は行政書士が食べにくい大きな問題点の1つだと考えています。

実務の覚え方、その方法をいくつか

裏を返せば、実務さえできれば格段に食べやすくなるのが行政書士資格です。
実務ができれば自信を持って相談者と向き合い、受任できます。
未経験で開業している者と、受任率が格段に異なります。

ですから、何が何でも実務経験を積む必要があります。
以下、その方法をいくつか説明します。

ご興味があれば、ご覧ください。

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