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行政書士はこのスキルがあれば食べやすい!いや、食べられるはず!


行政書士業務は既に競争過多か?

行政書士業界は既に競争過多で、飽和状態と言われることがあります。
元々市場規模が大きくない、一説には800億円程度くらいの規模に全国約5万人の行政書士がひしめいているため、今からの参入は大変、無理などの声があります。

はたして、そうでしょうか?

たしかに行政書士で何百億円稼ごうと思うと市場規模を気にする必要があるかもしれません。が、一人で開業して食べていく、少しの金銭的余裕や高収入を狙って、狙えない業界ではありません。

実際に行政書士で高収入を得ている先生は、多いです。

また、行政書士の業務は作成できる書類が数千種類とも言われ、先輩行政書士が専門性を確立していない未開拓分野も存在します。
法改正により、新しい許認可が創設され、新たな市場が作られることもあります。

さらに、現在の行政書士は許認可のみではなく付随するサービスやコンサルティングを行う傾向にあります。前述の市場規模は、ほぼ意味がありません。

まだまだ、行政書士業界には参入の余地があります。
ただし、簡単ではありません。
独立自営なので、厳しいのは間違いありません。

行政書の仕事は依頼しなくてもできるものばかり?

行政書士の仕事は依頼しなくても、自分でできるものばかりという声も多いです。

なんだかネガティブな声ばかりに聞こえますが、昔からの行政書士のイメージは、運輸局近くで自動車登録や車庫証明業務を行っているアレです。
特に年配者、高齢者にとっての行政書士に対する認識は、代書屋さんです。

許認可なんかはマニュアルを読んで、書類を作ればできると考えがちですが違います。

例えば、建設業許可は行政書士の代表的業務ですが、行政書士への依頼率は私の地域では7割を超えていると思います。許可の要件を満たせるようにコンサルティングをし、書類を作り、後々の許可追加、さらには経営事項審査など総合的に依頼者をサポートします。
上記を経営者自身が行うのは難易度が高く、時間も取られます。事務員を雇って任せられるような事業者は別として、ほとんどが行政書士を頼ります。

在留資格にしても、同様です。ネットで調べれば書式は出てきます。どのように記載すればよいかも、わかるでしょう。
しかし、どのように申請を行い、立証資料を揃えると許可の確率が上がるのか、入国管理局がどのように書類を作れば納得してくれやすいのかは、個々の行政書士のノウハウ、コンサルティング能力によります。

ですから、行政書士に頼まなくてもできる簡単な許認可等は自分でできるが、難易度の高いもの等での行政書士の活躍フィールドは確実にあります。

また、自分でやろうと思えばできるけど膨大な時間が取られる、手間が大きいような業務も、依頼されます。
これは、社会保険労務士や司法書士が手掛けている業務においても、同様のものがあります。
忙しい経営者やビジネスマンは自身の時間確保が大切で、本業に集中したいものです。

このスキルがあれば食べやすい!いや、食べられるはず!

前述のように行政書士の可能性はまだありますが、10年以上の経験からこのスキルがあれば食べやすい、食べられるなと認識しているスキルがあります。
以下、ご説明しますので、開業前や開業してまだ業務が確立されていない方はきっと参考になるはずです。

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