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誘われるのが嬉しいなら、誘えばいいんだよね

昨日は、長女夫婦が運営している兵庫のギャラリーに出かけました。

いつもはクリエイターのアート作品の展示や、音楽好きの2人が縁ある人を呼んでのライブなどを主催しているのですが、今回は、これももちろん縁あっての企画で、「ドキュメンタリー大学」と称しての、複数の新しい試みがスタートしたばかりでした。

その中で、最初の週末は、2つのグループによる演劇公演があり。

朝早く、京都(とは言え、ほぼ奈良に近いのですが)を出発。
結局、まる1日のおでかけとなりました。

この2日前に、奈良に住む、こちらもギャラリー主宰で音楽好き、そして、今回の上演に縁もゆかりも多いお友達を、ホントに急に誘ってみたのです。

「良ければ、一緒に行きませんかー?」と誘いの連絡を入れたのは、前々日の夜で。

いつもなら、こんなに急に遠くまでは無理だろうな、とか、彼女も忙しいだろうしね、なんて、聞いてもみずに自己判断して、「声をかけてみること」をあきらめてしまうことが結構多くなってて。

でも、この日は何となく。
彼女にも会いたいし、この上演を一緒に観れたら嬉しいし、長い道中、たくさん話ができるよね。と、いろんな楽しみをイメージしてたら、ダメもとでもいいや、って連絡をとることができたんです。

そうしたら。
返ってきたメッセージは、「行きたかったので嬉しい」でした。

『嬉しい、という返信は、嬉しい』ですね。
こちらの喜びに連鎖します。

じゃあ、朝迎えにいきますねと時間を決めて、長女にも連絡したら、

「めっちゃ嬉しい!!!!!」と、またも『嬉しい』が届き。

気をよくしたので、つい、まさか一緒にいけないかな〜と思いついた、もう一人共通のお友達にも、さらに夜遅く、またダメもとで連絡入れてみたんです。

あいにく、そちらはお仕事の予定ありで同行は叶わなかったのですが、

「残念です。でもお誘い嬉しかったです」ってお返事が。


そうして、2人で約1.5時間、120kmの距離を、ずーっと喋りまくりながら到着して、2つの公演を見届けて、一緒に観劇(+感激!!)。

ついでに私の孫たち(とくに2歳の双子)が2人同時に私にしがみついては「ばあちゃん抱っこちてー!」と膝に乗りまくるのも、

「まるで演劇の続きを観てるよう、笑」なんて 

おもしろがってくれた上に、昭和な喫茶店での賑やかなファミリーランチも、行きたいジェラード屋さんにも付き合ってくれて、

長い帰り道に立ち寄った、もう暗くなったサービスエリアでは、

「まるで旅行にきた気分で、すごく嬉しい」って。


そしてお互いに、最後に笑い合ったのは、

「私、そんなに人に誘われたりしないんで、誘われるのって嬉しいですよ」ってことでした。

じつは私もよくそう思うことあるよなって感じつつ、気づいたのは、

よく誘われてる人って、ホントは、人のこと、
自分からよく誘ってるよねってことでした。


ささやかだけど特別な、小旅行みたいな1日ツアー。

誘ってみることが、

『嬉しい』の連なりを呼ぶってことを体験、発見したのでした。


『誘われるのが嬉しいなら、誘えばいいんだよね』
これが2人の確認事項。


そして、おまけ。

このお誘い連絡の途中に、別件でLINEのやりとりを交わしていたお友達にも、たまたま家族が旅行で留守になったので、一人自由時間のことを伝えた流れで、

「良ければ、どこかで晩ご飯どうですか〜」なんて投げてみたら、あっさりOKが返ってきたので、今夜は、日本酒で一杯。

嬉しいサシ飲みに、今から出かけるところです。


周りにいるお友達に、これといった根拠なく、ランチや夕食、旅行など、軽いお誘いが苦手とよく思っていたけれど、これも、この note の誰かの記事にあった、

「会いたければ、会いたいと伝えるだけ」

という、あまりにシンプルな文が、
少し前、やけにピピッと飛び込んできたおかげ。

昨日今日の嬉しい連鎖は、知らない誰かのこの1文ともつながっていたわけだし、私が今日書いた、ちょっと嬉しいエピソードも、どこかにフワッと飛んでいけば、

また嬉し ♪


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