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【UT蟲惑魔 ver1.2】デッキ紹介

任意のデュエリストです。毎日ファッキン暑いですね。
今回はみんな大好き【蟲惑魔】デッキ!バージョン表記は適当です。

実は初投稿のデッキ記事も蟲惑魔でした。(別に見なくていいです)
あれから一年以上の時が流れ、新規蟲惑魔が三体増えています。

それまでもデッキはちょくちょくいじってましたが、
七月の新弾「BURST OF DESTINY」で登場した《天獄の王》がこのデッキと恐ろしいほどの噛み合いを見せたことで、コンセプトはそのままに構築がかなり変わりました。
そういう背景で書いたデッキ備忘録です。

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何するデッキ?

デッキのコンセプトは《セラの蟲惑魔》《アルティマヤ・ツィオルキン》のタッグでサティスファクションしようぜ、というものです。
「UT」はアルティマヤ・ツィオルキンの略なのです。

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《セラ》は通常罠が発動すると下級「蟲惑魔」をリクルートし、自身以外の「蟲惑魔」の効果発動をトリガーに「落とし穴・ホール」通常罠をセットできます。

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一方の《ツィオルキン》は1ターンに一度、魔法罠がセットされるとシグナ―の竜的なやつらを呼び出す誘発効果を持ちます。

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この二体と通常罠が揃うと相手ターンにも罠をセットし、盤面に蟲惑魔とシンクロドラゴンをドコドコ並べる動きができます。

【盤面】
《セラの蟲惑魔》+《アルティマヤ・ツィオルキン》+通常罠

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これにより罠とモンスター効果の両面で制圧しながら、蟲惑魔に不足しがちな打点も補うことができます。回るとメチャクチャ楽しい!!!!

《ジーナの蟲惑魔》《天獄の王》登場で変わった点

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かわいいね。
【蟲惑魔】待望の手札からSSできる蟲惑魔です。
《ランカ》でサーチできる他、特殊召喚した《ジーナ》を《セラ》に変換、《ティオの蟲惑魔》の通常召喚で墓地の《ジーナ》を吊り上げて《セラ》とレベル4二体を並べる、といった動きができるようになりました。

③を使いたい場面は既にかなり追い詰められている状況とは思いますが、それでも貴重なリソース回復です。
総じてかなり有用な効果を備えています。

基本的にテーマ外の展開札よりも《セラ》の素材になる「蟲惑魔」下級モンスターの比率を多くしたいため、無理なく三積みできる新規が来てくれたのは本当に良かった。

次に《天獄の王》。

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①で伏せカードを破壊から守り、②で自身を特殊召喚します。
手札のこのカードを公開中に②を使うと魔法罠を場にセットできます。

一見すると②の万能サーチの存在からどんなデッキにも使えそうな汎用カードですが、普通に使うと相手ターン中にサーチすることになります。
つまり遅い。

そのため、実のところ伏せを多用する中~低速デッキでこそ輝くカードであると感じました。

ん?伏せを多用する低速デッキ…?

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罠カードを中心に戦う低速デッキといえば…

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そう、【蟲惑魔】ですね。

また《天獄の王》は【岩石族】に属しているため、
「岩石のキングレムリン」こと《御影志士》でサーチできます。

ランク4の《御影》の素材はご存じのとおりレベル4二体。この符合もレベル4を並べる【蟲惑魔】には追い風です。

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> つまり《天獄の王》は【蟲惑魔】強化だったんだよ! <
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真面目な話、《羽箒》《ライスト》《パンクラトプス》などで甚大な被害を受ける【蟲惑魔】にとって《天獄》はまさに求めていた強化というのが筆者の所感です。それはそれとして羽箒は許さん。

また「デッキから魔法罠をセットする」効果は《ツィオルキン》のトリガーとしても機能します。
《セラ》が不発でもカバーできちゃうってワケ。なんなのこいつ?

さて、肝心の《天獄》でセットする魔法罠ですが。
このデッキにおける筆頭は罠……

ではなく《緊急テレポート》です。

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貫禄の準制限カード。サーチ手段がなかった頃は、素引きが前提のいわゆる上振れ札でした。
主に《サイキック・リフレクター》を呼び出して《ツィオルキン》を作るのに使います。

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《バスター・モード》見せびらかしマン。
《サイキック・リフレクター》と適当なレベル4でシンクロチューナー(レベル5)を作り、
《リフレクター》で蘇生する《バスター・ビースト》をレベル5にするだけで《ツィオルキン》の素材(レベル5以上のチューナーと非チューナー)が揃います。

以前は《アロマセラフィ-ジャスミン》からアクセスできる《スポーア》で《ツィオルキン》を作っていたんですが、《スポーア》を素引きすると事故な上、それ以外の役割がほぼないのがわりとネックでした。

《天獄》で《緊テレ》をサーチできるようになったおかげで《スポーア》が抜けて、結果としてデッキが大幅にスマートになりました。

もちろん状況に応じて罠をサーチしてもよく、万能サーチって強いな……と思いました。

他の新規蟲惑魔について

・《リセの蟲惑魔》

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TCG出身のニューフェイス。
かわいいね。他に何か言うことがありますか?
蟲惑魔は全種入れると決めているので一枚採用です。筆者は海外版イラストのシクを買いました。
みんなは日本版と海外版どっち派? どっちもいいよね。うん!

・《クラリアの蟲惑魔》

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かわいいね。《セラ》のパワーと比べてしまうと少し物足りないですが、決して悪い性能ではない…と思います。《セラ》で存分に展開し、デッキの落とし穴が出尽くした後にバトンタッチする一枚採用です。
特に《絶縁の落とし穴》を使っていると《セラ》を素材に《セラ》をリンク召喚できない関係でちょくちょく出番が回ってきます。

採用した罠について

《ジーナ》の登場で罠カードを展開コストとみなせるようになったため、総数を14枚に増やしました。前回からの変更点は以下のような感じ。

【OUT】
《無限泡影》x3

《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》と競合するので抜きました。

【IN】
落とし穴・ホールx4⇒x5
《強制脱出装置》x2
《威嚇する咆哮》x2
《バスター・モード》x1⇒x2

コストとして切ってもアドを失わない(墓地効果や再利用手段がある)事を重視して《巨神封じの矢》《ブレイクスルー・スキル》などを入れてみたりもしましたが、結局《ジーナ》のコストに充てるのは「穴」が最適という結論に達しました。
テーマ単位でサポートされているだけあってアクセスが豊富で再利用手段もある。単体性能がさほど高くないからコストにしてもあんまり惜しくないし……

・落とし穴・ホール

現在採用しているのは《奈落》《絶縁》《底なし》《蟲惑》《墓穴ホール》の五種類。同時召喚にも対応する《奈落》がなんだかんだで外せない。
《絶縁》は数少ない「能動的に使える落とし穴」であり、不利をひっくり返すポテンシャルを秘めているため愛用しています。

・《強制脱出装置》

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《閉ザサレシ世界ノ冥神》(読みが覚えられない)の登場で対象を取る除去の必要性が生じて採用。実はほとんどの落とし穴は対象を取らないのだ。また、落とし穴と違って既に場に出ているモンスターも処理できます。

このデッキでは《ツィオルキン》による大型Sドラゴンの展開のしやすさから、《亜空間物質転送装置》のように「自分のモンスターを除去から逃がす」手段としても使えたため、もともとかなり相性のいい一枚でした。
さらにバウンスして再利用してウハウハな《天獄の王》も出てきて、非常に小回りが利くようになりました。

・《威嚇する咆哮》

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《セラ》が棒立ちだと不安があるので防御札になる罠も欲しい。何がいいか?と考えた時の候補が三つあって、
《神風のバリア-エア・フォース-》
《和睦の使者》
とこれでした。それぞれ一長一短がある中で《威嚇する咆哮》を選んだ決め手は戦闘をトリガーとする効果も封じる点です。

発動に成功すればとりあえず戦闘では死なない、という点で《和睦》とは相互互換になりますが、剣闘獣や《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》のような厄介なモンスター効果も防げることを加味すると《威嚇》に軍配が上がりました。

《エアフォース》と比較すると、攻撃表示モンスターを一掃できる《エアフォース》の方が決まった時のリターンは大きい。他方、モンスターの耐性を無視し、バトルフェイズ中の特殊召喚などでの追撃も防げるのが《威嚇》の優位点です。
《セラ》のトリガーとして見ると、相手バトルフェイズの終了前なら好きなタイミングで撃てるところも《エアフォース》より優れているといえます。

おわりに

【蟲惑魔】は新しい通常罠が出るたびに強化されているといえるテーマであり、常に進化を続けています。
継続的な強化!難しくない立ち回り!イラストアド!
と三拍子そろったナイスなテーマを、君もぜひ体験してみてくれ。

みんなも【蟲惑魔】で、レッツ・罠地獄!

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