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タイ文字にはまる (声調編)

タイ文字には、

声調記号が付いてきます。

音符♪に スタッカートやクレッシェンドが付く感じ。

タイ文字は、


声調記号がつく時と、つかない時で、

さまざまな、面倒な変化があります。


さっそく、


はじめます。


今日は 参観日です。

コウさん(子供10人)、テイさん(子供23人)、ナカさん(子供9人)が

出席しました。


授業が無事に終わり、

3人の父親は

KTP(ケンタッキープライド)校長先生(頭髪に特徴あり)

2組の担任の女性の先生・・(前髪がカール)

のそれぞれに 

挨拶がてら 話をしに行くことになりました。


その時の 彼らの声の調子 に注目します


〈 コウさん と ナカさん 〉

コウさんは、 いつも高慢ちきな物言いで、語尾を上げて話します。

ナカさんは、いつもは 穏やかなトーンで話します。

しかし、

KTP校長先生との会話では、 

2人はいつも声が低くなります。

「落ち着いた父親 」風に 見せたいのかもしれません。

また、

担任の先生との会話では、 

2人とも すでに知っている風に 振る舞います。
「あー↘、知ってます」みたいな感じです。

女性の先生の前で、知ったかぶりをしているのかもしれません。


ナカさんには、独自の特徴があって、

クロスハーツ のネックレスを付けているときは、
なぜか 高慢ちきな言いぐさになります。

ネックレスを付けると、急に自信がつくのでしょうか。

日頃は おとなしい性格なのに、

面白いです。


〈 テイさん 〉

テイさんは、

日頃は 穏やかに話す人ですが、

なぜか、

担任の先生と話すとき、

声が 上にひっくり返って、

高音になります。

女性を意識しすぎです。

奥さんも2人いますし、女たらしです。


今日は 奥さん2人も 参観日に出席しました。

ひとりの奥さんの髪型は ショートで、
もう一人は ロングです。

まず、

ショートの奥さんと一緒に KTP校長先生に挨拶に行きました。

ショートの奥さんは、校長先生に

「キャーキャー」高音で話しかけるので、

テイさんも真似します。


次は、

ロングの奥さんの番です。

ロングの奥さんは、校長先生にでも 

知ったかぶりをする 気の強い女性なので、

テイさんも、真似しました。


親たちのあいさつが終われば、

帰りに 親子でガストに行く予定です。


校長先生や 担任の先生、クロスハーツのネックレスから離れれば、

またいつも通りの、お父さんたちに戻るでしょう。


42人の子供たちは、ランドセルを背おって

父親たちを 嬉しそうに待っています。

おしまい。


※ この話の中で

一番大事なことは、

子供たちが

実の父親の これらの特徴を、

受け継いでいるということです。





ストーリーを頭に叩き込み、


タイ文字を読み進めていきます。



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