ロタウイルス(後半戦)

自宅療養していたが、いつもにこにこ、はいはい、家中を探索している末っ子が今や別人のように布団に横たわっていた。

異変はたくさん感じた。

点滴が終わってからも下痢と発熱は続く。そう早く回復しないことはわかっていたが、はいはいしたり、声を出したりすること(回復の兆し)があまり見られなかった。また、横たわっているが、母親を追い、移動したい気持ちはたくさん声と行動で表していた。

意志とは反対に、体は持ち上がらずゴロゴロ転がることで何とか移動していた。まばたきがゆっくりで、視点が合いにくかった、目が合っても目に力がなく、いつものようなまなざしじゃない。笑顔が出ない。

水分、ミルクはほしがる。見つけたらたくさん声を出して、ほしいとアピールする。飲んでしまったら足りない、足りないと泣く。


どうすることが、この子にとっていいのか

水分量は足りているのか

与える量は?間隔はあってる?

わからないときは、きこう。そう思い、

#7119に電話 。担当地域外だから応えかねます、診察してもらえる病院であれば紹介できますが、と返答。

#8000に電話 。少しずつ水分を与えて、状況が変わらなければ受診を。と勧められる。

点滴を受けた病院に電話。診察間もなく終わる時間ですし、その後すぐ先生も外来診療に行かれるので診られません。との返答。

泣くけど、涙が出ない。 唇が縦に線が入りかわいている。 気付けば半日尿が出ていない。 手足が冷たい。 ネットでいくつか調べたら、脱水症状に当てはまった。ここで、家で水分をあげて療養する限界を感じた。

4度目の電話先で、診てもらえる病院があり脱水症状の改善の為の点滴措置となった。

今まさに回復に向けて、小さくて可愛い我が子が頑張っている。

今回のことでは、子どもを普段から良く観察して【“いつもと違う”と思う自分の心】を素直に信じることが大切だと感じた。

病院へ行く程たいしたことないかもしれない、でも、受診してたいしたことないならよかった!と考えて行動することが子どもの最善。親が出来るサポートだと感じた。

今は応援しかできないし、後悔すること、反省することも自分の中である。それは次に、明日に生かす。毎日元気に笑っていた子どもの姿に感謝していたけど、元気になったら、感謝する気持ちをより大切にしたい。

がんばれ。がんばる。

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