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木に色気を感じた思い出。

私は木とセックスをしたことがある。
私のセックスの定義は
性エネルギーの交換をすること。
そのときは、木と性エネルギーの交換をしてオーガズムに達した。

私のセックスの定義はこの記事にかいてる。

私は5年くらい前から、大きい木によく触れるようになった。
もともと大きい木は安心感を感じるから好きやったけど、
何かの記事で「木の中にも水が流れてるから、木に触ったら悪い気を流してくれる」ってことを知った。
それから、身体の中のエネルギー状態をよくするために木によく触るようになった。
あと、その記事で「お気に入りの木を探すといい。相性がいい木のほうが触れたときのエネルギーの流れがよくなる」って知ったから
お気に入りの木を見つけて、なにかストレスがあるたびにその木のところに行くようになった。
何度か行くうちに、
お気に入りの木を見に行くというより
〈お気に入りの木に会いに行く〉
っていう感覚になってきて、その木に自分の悩みごととか嬉しかったこととか話したり、「愛してるよ。いつもありがとう。」って伝えるようになった。
その木とはセックスしてないんやけど
木が私のなかで、ただの植物から安心できる人、みたいに擬人化していった気がする。

ある時、京都のお寺に一人でいくことがあった。
仕事とか人間関係の節目の時期で凄く感受性が高いときやった。
結構山のなかのお寺で、人通りも少なかった。
お寺の入り口の近くに別の道があって、私はお寺よりもその道の方が気になって入っていった。
その道に何本か木が立ってたけど、その中のひとつに目が釘付けになった。
凄く色気がある木やった。
木の一部が性器の形をしてるとかではないんやけど、凄く木に誘われてる気分になった。
ダンディーな色気があるおじさん、みたいな雰囲気やった。
しばらくその木を抱きしめてたらさらに気持ちよくなって、いつのまにかオーガズムに達した。
終わったあと、『なんで私は本来の目的のお寺に行かんと、木とセックスしてるんや?』って我に返って、お寺にお参りにいった。笑

お寺にお参りにいったあと、もう一回その木に会いに行ったけど
お寺に行って気持ちが落ち着いたからか
色気は感じるけどセックスをすることはなかった。
あの木はなんやったんや。
私の感受性が凄いのか、木の色気が凄いのか。
不思議な思い出。


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