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飛ばせ!スクリューパス!


「スクリューパス」を教えるときに、どんな"コツ"を教えますか?


例えば「手首を使って回転をかける。」、「腕を大きく振る」など、"コツ"となるキーワード(言語)が多く含まれています。

しかし、ここで考えなければいけないのは、子供達の手首はコーチと同じ大きさではないし、回転をどのぐらいかけるかも個人によって「回転」という感覚にかなり差があります。
つまり、コーチの言語が子供達の言語に当てはまらない可能性があります。

よりややこしいのは、子供達はコーチからの言語だけを覚えて、「どうしたら上手くいく?」と問いかけると、「腕を大きく振る」と答えるのですが、動きはそうなっていません。

この時に重要なのが、子供達が自分自身の言語を作ることで、自分なりの"コツ"を掴めることです。
「どうやったら上手く言った?」と、問いかけた時に、
「何か手首を少し動かしながら投げた」というような、曖昧な回答でも、子供にとっては"コツ"を掴み、意識が出来るようになります。
つまり、子供達自身の「言語化」です。

この"コツ"を掴めば、コーチが教えていない間でも、習得スピードは格段に上がると思います。

"コツ"を掴めない子供には、ティーチングしてあげる必要があると思います。その場合には、エクスターナルフォーカスといって、外部(成果)に意識を持たせてあげるといいと言われています。

例えば、「あの的に当たるように投げてみよう」とか、「あそこまで届くように投げよう」とかです。

ここのところは、後日詳しく記載したいと思いますが、参考資料を添付します。

「インターナルフォーカスとエクスターナルフォーカス」

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