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運動学習におけるセルフトーク(インナーゲーム)

最近、我が家ではバトミントンが流行っていて、朝や休みの日に一緒にやります。
小2の次男は1ヶ月前はサーブもできませんでした。
それが今は10回ぐらいラリーができるようになりました。

どうして上達したのでしょうか。

上手く打てるように、「ラケットをこうやって…」と教えようとすると、全く聞いてない、見てないうえに、上手くできない。「パパのせいだ。」と、なります。

なので、静観することにしました。
バトミントンはラリー自体がゲームなので、まずは、とにかくバトミントンがやりたくて、空振りしても上手く返せなくても、嫌がらずに続けていました。
(兄や父親のせいにはしていましたが。笑)
私はコーチングもせず、唯一やったことと言えば、打ちやすいところに打ってあげたぐらいでしょうか。

すると、そのうち上手くできるようになってくると、自分で「よっしゃー!」とか言いながら、難しいところに飛んでも、一生懸命追いかけて、打ち返して来るようになりました。
"ゲームに勝ちたい"から、モチベーションが落ちずにどんどん上手くなります。

結局、教えられずに自分で学んだということですね。
自分自身の中での対話が起きていて、対話が静まり集中に変わると上達しているという、以前に書いたインナーゲームの通りだなと感心しました。

セルフトーク(インナーゲーム)の時間をコーチが静観してあげることも、学習スピードのアップに繋がる場合の例です。

みなさんが子供に教えたいスキルでは、どんなインナーゲームが繰り広げられているでしょうか。
想像してもおもしろいですね。

インナーゲームの資料です。
ご参考ください。
インナーゲーム

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