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今回は迷走回です・・・(笑)

 「区分所有者が管理会社の事例紹介(2)」の続きです。
 O建設が管理するマンションの中には、O建設のやり方に疑問をO建設の管理から他の管理運営に移行されたマンションもいくつかありました。
 また、大規模修繕工事をO建設主導で行なうことに反旗をひるがえしたマンションの中には、O建設の管理から自主管理に移行したマンションがありました。今回は、そんな事例を紹介したいと思います・・・だったのですが

 なんか・・・今回のブログは上手くまとまらんかった。
 私の心のままに書いた感じになっちゃいました。本当の「けそうぶみ(懸想文)」になっちゃいました・・・(笑)

O建設から自立したマンションは?

 O建設から自立したマンション全てではないと思うけど・・・O建設管理自立マンションって、何か問題を抱えている感じがします。最初の志が不平や不満からスタートしたためだったからか・・・(O建設管理から移行した方が幸せになるはず!といった)志が継続してない(何処かで頓挫してしまった)感じを受けます。

 結論を申し上げると・・・高い志を持って立ち上がっても、高い志だけでは長続きしないということです。
 皆のために活動する人には、ちゃんと「見返り」(=これって「金銭」という意味ではないです。モチベーションが長続きするための何らかの「報酬」という意味です)が必要だ!ということを強く感じました。

ボロは着てても心は錦?

 このマンションは、30戸くらいの築40年に迫るマンションです。初めて訪問したのは、今から10年以上前でだったと思います。
 その時点で、O建設の管理に反旗をひるがえして自主管理に移行され10年以上経ってました。最初のメンバーはマンションから去り、初めて訪問した時は、仲良し3組の世話人(おばちゃん)が管理費を集めて管球の交換等や日常清掃等の最低限の管理運営を行っておられました。集めた管理費の会計報告も何もなく・・・管理組合の活動実態はありませんでした。
 居住者は高齢者が多く、建物はボロボロです。外壁は崩れかかっています。共用廊下はゴミが一杯で、共用通路になっているルーフバルコニーはペットの糞ですごいことになってました。
 世話人たちも集めたお金を使って何所かを改善したいと思っておられたようですが、全てをきれいにするには資金が足りません。
 そんな中・・・自分たちだけで修繕個所を決めると、修繕の恩恵がなかったマンション住民からクレームが届きそうで着手できない・・・そんな感じで、何も手が付けられなかったようです。
 そんな中、世話人の代表の方から「私らも高齢になり、このままの管理をしていくが難しい。でも誰も協力してくれない」と相談があり、管理組合を立ち上げお手伝いすることになりました。

 建物の劣化状況報告会を実施して管理組合の必要性を説くところから・・・ホントいろいろやりましたね~
 管理組合立ち上げの集会(総会)開催や管理規約案作成&総会決議支援だけでなく・・・マンション内にO建設が所有されていた「小さな倉庫」を管理組合に譲渡してもらうために管理組合を法人化するお手伝い、法人化後に「小さな倉庫」管理組合の所有物にするお手伝いもしました。

 管理組合活動に賛同している人たちによって・・・新たに理事会体制ができました。世話人だった方に「今まで良くやってくれてました!」という気持ちに報いる気持ちから集まった方もおられました。
 そうやって、世話人の方が理事長に就任し、月1回の理事会で管理運営の執行を進めていく管理組合の活動がスタートしました。

 その後も・・・屋上から漏水してマンション住民から損害賠償請求された裁判へのサポート、屋上防水工事のサポート・・・
 いや~個人的にも、色々な経験をさせてもらいました。

やれることは、やったのだけど・・・

 このマンションの問題は、決算報告がナカナカできなかったことです。
 決算総会が開かれる前に、私のサポート(=O建設の「小さな倉庫」を管理組合法人に移譲するお手伝い)は終了した後の話のようですが・・・

 どうやら・・・会計を引き継いだ役員が着服をしていて・・・なんやかんやと言い訳を言って決算報告を先延ばししていたようです。(この件に関して、残った役員は頑なに口を閉ざされているので・・・本当のところは不明です)

 やっぱり・・・高い志を持って立ち上がっても、高い志だけでは長続きしないです。皆のために活動した「見返り」がない結果、皆のお金を着服した・・・では悲し過ぎます。
 その根源は・・・する側もされる側も「見返り」がキチンと担保されていないから、気持ち良くない(長続きしない)のでは?思います。

「見返り」って何やねん!

 される側には・・・まずは「感謝」が必要でしょう。これも「当たり前」だと思う人が多過ぎます。そんな気持ちじゃ誰もサポートを続けようとは思いません。
 じゃあ・・・する側は??
 私は「自分のために」という意識だと思います。
 「人との出会いのため」「社会勉強のため」「自己啓発のため」はたまた「優越感を得るため」でも良いと思います。何らか「自分が何かを得るため」が必須だと思います。

 見返りを求めるボランティアなんてボランティアじゃない!という人がいます。机上論ではそうかもしれませんが・・・
 どぶ板を渡り歩いてきた(と自負する?)私は、信念を持って「ボランティア活動は自分への見返りを求めても良い」と考えます。見返りのない活動は長続きしません。つまり、身を削っている限り終わりが訪れるということです。継続のためには、周りからの評価も含め・・・「自分に何か得られたものがあった!」みたいな燃料(継続のためのエネルギー)が必須だと思います。

 管理組合活動でも何でも・・・経済的な他のファクターで継続させるためには、この辺りがポイントかなあ・・・と、何か脱線しながら熱く思いました。

 今回は、迷走回であかんなあ・・・と思いつつ(笑)
 私がワイフワークとして(お金と時間を使って)テニス継続しているのも、まさに同じ動機だなあ・・・
 今回は、もう終わっときます。(笑)

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