見出し画像

「骨で立つ」ってどういうこと?

骨で立つってどういうこと?

と思う人が多いと思いますが、シンプルに言うと、

「必要最小限の筋力で立つ」


ということ。

逆に骨で立てていないケースとしては、前ももの大腿四頭筋や背中の脊柱起立筋などを過剰に使って立っているパターン。
前ももが張りやすかったり、背中がカチカチになってしまう。


もちろん自分自身もまだまだ道半ばで、追及している段階だが、骨で立つことを意識していると様々な変化を感じることができる。

自分が現時点で、感じていることを3つ上げたいと思う。


1 電車で座るより、立ちたい
立つことが心地よい。
足で筋力を使って踏ん張って乗るのでなく、全身の力を抜き、背骨をユラユラさせて揺れや衝撃を受け流す。

最初は足で踏ん張って、上半身は脱力させるような形で乗っていたが、最近では下半身&上半身を脱力させて乗れるようになってきた。
慣れてくれば、骨で立つ良い鍛練になるので、電車はオススメだが、身体がなんだかユラユラしてて変な人になる。 笑
(クスクス笑われた経験もあります 笑)


2 腓骨側の筋肉がプニプニになってきた。
過去は腓骨側の筋肉はカチカチで、今思うとかなり外側重心だったんだと、実感している。

 正しくは脛骨で立つこと。

脛骨の意識を高めるためにやることは「さする」こと。
お客様でもO脚や膝下O脚が徐々に改善を実感されている方が数名いらっしゃる。
脛骨は骨で立つための土台なので、かなり重要。

3  歩きやすい!山登りもラク!
脛骨で立てると、連動して「内もも」「裏もも」
「腸腰筋」など、普段現代人が使われづらい場所が自然と動きだす。

特に「裏もも」の筋肉であるハムストリングスは、歩くときにアクセルの役割を果たす筋肉。

上り坂、階段なども、裏ももがバッチリ動く感覚があり、とにかくラク。

裏ももや内ももが発達してくるので、必然的に前ももはスッキリするし、腸腰筋が動きやすくなり、背骨を支えるようになるので、カチカチ背中もフカフカになっていく。
背骨の力みが抜けてくると、生命体としての活力がみるみる上がってくる。
背骨が柔らかいということは、内臓の活性化、ホルモン分泌適正化、呼吸しやすい、腸内環境改善、インナーマッスル活性化、血流促進など、恩恵は計り知れない。
この世の中の不調は背骨のしなやかさ向上で、ほぼ解決できると思う。



背骨(胸椎12番、腰椎)から大腿骨(小転子)に付着している大腰筋。腸骨から大腿骨に付着している腸骨筋。
これらを総称して「腸腰筋」
この筋肉を高度に操るのが、達人の體といっても良い


さあ「身体(からだ)」→「體(からだ)」にしていく時代が来ました!!

骨を感じて、骨を豊かにしていき、生涯健康で楽しくすごしていきましょう✨

骨で立つための手立ても、提供しております✨
ご縁のある方と繋がれるのを楽しみにしております✨






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?