例のアレがオワコンになった理由
(急いで書いたため推敲できてない部分がございますがご了承下さい)
ニコニコ動画内で独自で発展したアングラ文化、例のアレ
皆様もご存知であろう。野獣先輩やオフ会0人など数え出したらキリがない。
さて本題に移るが筆者は近年ニコニコ動画全般の動画を見てふと気付いた事がある。それは
とても動画の内容が詰まらなくなっていることである
こちらの画像を見てもらうと早いと思う。
上2枚 2016年(出典 木村すらいむ氏)
下2枚 2021年現在(出典 筆者)
2016年では例のアレがニコニコランキングトップを独占していたものの2021年ではアニメやゲーム実況に座を奪われているのがよく分かるであろう。私は別にアニメなどを批判する気は無いが黄金時代に比べて例のアレが他コンテンツに駆逐されている。辛うじてホモと見る○○と言う動画が残っているがこれは既に例のアレではない(後述)。
何故そのようになってしまったのか順を追って説明し、中立的な観点から各コンテンツの出発点及び現状について語りたいと思う。
そもそもアングラコンテンツとは
アングラコンテンツは2ch(現5ch)や各種掲示板乃至古の動画共有サイトWinMXにて培われたとされる。
昔のメット民は電波ネタや不謹慎ネタ、鉄道ネタそしてアニメネタなどを取り込み独自の文化を形成した。
なんjの文化や淫夢の基礎もここで産まれたと推測される。
その後WinMX閉鎖のためアングラコンテンツの民は当時出来立てホヤホヤのニコニコ動画に移住した。また2chの人口も増加し多数の思想信条を持った者が集結し板も増えた。
そこから旧ニコニコ御三家に裏御三家(アングラコンテンツのルーツ)が誕生。ネット民はTwitterにも移住し大文化圏を築いた。
その後ニコニコ動画で多数のコンテンツが興亡し今に至ると言う感じである。
淫夢
元々某野球選手がゲイ向けAVに出演したと言う噂が立ち本人もあっさり認めてしまったためネットでは大盛り上がり、その選手の出演動画「真夏の夜の淫夢」が発掘される。
初期は選手や共演者を中心にMADやネタ動画を作っていたものの2009年頃に真夏の夜の淫夢の別章が発掘それが4章であった。
そこに出てきた野獣先輩と遠野の迫真の演技、野獣の別の出演した動画が発掘されその動画の出演者「MUR」「KMR」と一緒に主人公が切り替わっていった。
2010年ごろ淫夢に似ていると称して東方界隈に侵攻、クッキーと言う被制服コンテンツを作った。その後も多数のコミュニティに突撃し人口が増加していった。当方はこれが衰退の遠因なのではないかと考えている。即ちアニメコンテンツやゲーム、特撮コンテンツに侵攻し結局そこの原住民を上手に取り込む事に失敗して逆に乗っ取られてしまい言語(語録)だけが残ったと言う話なのである。
原住民は淫夢を吸収しこれに人が集まり新しいコンテンツを作る→勢いが強くなると言った構図だろうか。淫夢化した民が淫夢界隈に流入し昔のアングラ効果が薄れてしまったのだ。
話を変えるが言語学でも言語交替と呼ばれる用語が存在する。原住民Aが話していた言葉が突如入ってきた民族Bによって齎された言語に置き換わる事である。ネットでも同じような事が起こっているのである。
また大衆化も原因である。Twitterに移住した淫夢民はそこで淫夢文化や語録を布教しその言葉を取り入れた一般人が更にインスタやtiktok、LINE謂わばオーバーグラウンドに広め「語録」が若者言葉として流行しトレンド大賞やJK語大賞に淫夢語録が含まれると言う前代未聞の結果となった。淫夢語録は中国のネット民や韓国そしてアジアを超え世界中のネット民の共通語のような言語のようになっている。
(10代が使う流行語ランキング、3位は「陽キャ/陰キャ」2位は「詰んだ」1位は? 【LINEリサーチ調べ】より引用)
最後に、「以前に流行っていた言葉で印象的だった流行語」を聞いた。その結果、10~20代は「卍」「マジ卍」で
10代 だと「草」「エモい」
20代 だと「KY」「どんだけ」など、ネット用語が広がっているようだ。
30~40代は、「激おこぷんぷん丸」「チョベリグ、チョベリバ」「MK5(マジで切れる5秒前)」など、
いわゆるギャル語が強い。40代では「だっちゅーの」を挙げる人も多かった。50代は「ナウい」が多かった
こうして淫夢が出張した別コンテンツに自らもが持っていたアングラ文化を失ってしまうと言う悲惨な末路を迎えたのである。
クッキー☆
先述した通り淫夢民が東方のボイスドラマが淫夢本編に似てると言い侵攻して出来たコンテンツである。界隈の今までの歴史(しりり騒動や阿刀田騒動)を話すと長くなるので此処では割愛する。
ボイスドラマの声優を弄るまたはその声優の出演したキャラのBBを使いMADを作ることで賑わっていた。
NYN姉貴やRRMさん、ほのぼの神社と聞いてピンと来た読者が多いのではないか?よくゆっくり実況で使われているため馴染みが深いことだろう。
有能な音MAD作者が多く盛り上がっていた界隈であった。
しかし2019年頃に淫夢と共に衰退。更に2020年に某少女クッキー☆絵師がクッキー☆スレにて揉め事を起こし自殺、これにより世間体の目が厳しくなり昔のような賑わいはもう見れないかと思われる。
大物YouTube rシリーズ
淫夢民はYouTubeにも目を付けておりたれぞうを発掘した後問題行動の多かった「syamu」を発掘する。syamuは良い意味で純粋でありすぐ様例のアレ民のおもちゃとなった。その後syamuはかくかくしかじか有り引退するも(正式には別名義で一時的に復活していたが)その勢いは止まることを知らずHIKAKINを崇拝するキッズYouTuber達(例のアレ民曰くヒカキンチルドレン)にも目を付けコルバルトやフルポン、山本亭などを発掘する事に成功した。またカツドンチャンネルや黒騎士チャンネル、シンテイルが注目されたのもここである。しかしsyamuが2018年に突如復活。syamuの背後には代理人と呼ばれる人物が存在しその代理人同士がsyamuを奪い合いっこした挙句、けんま民(所謂凸のこと)がsyamu実家に忍び込みiPadを盗難した。これにショックを受けたsyamuは再び引退を決意。彼が二度とネットの地に足を踏むことは無かった。その後も某少年革命家やのまさんちなどが発掘されるも下火となっておりオワコンになりつつある。
恒心教
アングラコンテンツの中でも最も過激派である一派。成立は高校生Hが全方位煽り荒らしをなんでも実況ジュピターで行い大炎上、住所や本名、学校が特定されてしまい焦った少年は弁護士Kを雇い臨戦しようとするもそのKが悉く無能でありそのKを馬鹿にするべく立ち上がった一派である。詳しくは唐澤貴洋wikiで検索して欲しい。
2015年にはMMDで例のアレ進出に成功。一般男性脱糞シリーズを送り出し見事準優勝を叩き出した。また過激派のAは全国に爆破予告を行い絶好調であった。
しかしながらとあるYouTuberSが一般男性脱糞シリーズを私物化しオーケストラと共に脱糞シリーズを弾くと言う凶行に出た。
此処からが界隈の歯車を狂わせる事となる。
勿論Sにも非はあるとは言え恒心教はSのファンやオーケストラメンバーを特定し多数の大学に爆破予告を送る、更に血迷ったのか飯塚軍と言うTwitter最強組織に喧嘩を売り警察にまで敵に回すと言う悪手を取るようになる。非常識かつ無慈悲な無差別攻撃によりみるみる敵は増えていった。結局この騒動の主犯格Fは逮捕されるも恒心教は興奮した馬のように暴れており現在進行形で不毛な戦いを続けている。またこの騒動によって厭戦派と継戦派に分裂。MMDも完全にオワコンになった今界隈の終焉は近いように感じる。K弁護士はYoutubeに進出しており呉越同舟で助け合えば成功する気もするのだが…
糖質淫夢
名前の通り統合失調症患者を弄るコンテンツ。恒心教が当時目を付けていたAと言う統合失調症患者をK弁護士の事務所に送ったため注目されるようになる。その後もリーダークルーやめぐ姉が出現するがそんな中aiueo700が発掘。凶暴さに加え過剰反応する面白さからすぐさまニコ動に普及。それにインスパイアされた淫夢民やネットユーザーは電車内で統合失調症患者を探すようになる。性の喜びおじさんは此処が初出である。aiueo700は一時期引退するも有志の支援により復活。しかしながらsyamu同様に面白さがなくなっており下火になっている。
レスリング
元祖例のアレ。元ネタはアメリカのゲイ向けアダルトビデオ。淫夢がのし上がると雲に隠れてしまい主人公枠のビリー兄貴が不慮の事故でお亡くなりになられたためもう復興は難しいがある種の伝説として語り継がれている。
○○本
(画像はイメージです)
余り喋ると危険なので詳細は控えるが(当たり前だよなぁ!?)この界隈では良質な動画クリエイターが多く残存しておりまだまだ続くであるだろう。興味のある方は必須アモト酸で検索して、どうぞ(提案)
ゼero
製作者1人という斬新なコンテンツ。動画の大半を634氏が独占生産している。未だに勢いが衰えず今後の動向が注目される。
ホモと見るシリーズ
これは動画投稿者が視聴数を稼ぐ為ドラマやアニメの切り抜きやネタ動画をホモと見ると題して投稿しているだけなので例のアレとは言い切れない。近年良質な動画クリエイターが減りこの系統が増えた。
その他
他にもドナルドやz会バトルドーム、キーボードクラッシャー、ねるねるねるね、チャー研、逆走爺、おやくそく、たべるんごなどがあるが例のアレではなくエンターテイメント枠である。また後藤輝樹や立花孝志や野々村は政治カテゴリーなので要注意。うごメモ発祥のカオスバトルと言うものもある。
余談〜アングラコンテンツ最後の希望、ヒカキンマニア〜
筆者はヒカキンマニアという界隈に注目している。ここには才能のあるクリエイターが集結しておりさらなる発展が望める。これからどのようになるのか目が離せない。詳しいことは検索しないとタタナイ!
(出典)
文脈を繋ぐ
ニコニコ大百科
ピクシブ大百科
淫夢wiki
唐澤貴洋wiki
syamu wiki
aiueo700 wiki
クッキー☆wiki
膨大なペース数wiki