統合失調症を発症して「あきらめようと思った5つのこと」ー③友情編ー
こんにちはー!
統合失調症持ってますが、色々前向きななっちゃんです!
今回は前回に引き続き、私が統合失調症を発症したときに「あきらめようと思った5つのこと」の3つ目の「友達を作ること」についてお話ししたいと思います。
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友達がいなくなった!?
私は統合失調症を発症して入院した時、だいぶ心細くなって大学時代の友達何人かに電話をしました。
でも学生の時から病んでいた私。
自分が統合失調症を発症したことを知った友達は、
「なっちゃんが本格的にオカシクなってしまった。やべー!」
と思ったのでしょうか、大学時代によく遊んでいたほとんどの人と連絡が取れなくなってしまいました。
このことは、この時すでに『人生の奈落の底の住人』であった私にとっては、とってもショックなことでした。家族にも病気のことを認められない上に、友達にも見放された。。。もう生きててもしょうがない。。
死のう
病院のご飯を拒否してみたり、病室のどこかに首を吊すことを考えたり、、、色々と自分に出来ることで、自殺を考えました。
でもみなさんお分かりのように、実行に移せなかった・・・
やっぱり死ぬのが怖かった
小心者だなと思うと自分が情けなかったです。
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再会(T^T)
そんなこんなで、自殺も実行出来ず、ただただご飯食べて薬飲んで寝るだけの、悶々とした入院生活をしていたのですが、そんなある日ナースセンターの看護師さんから呼び出しがありました。
「なっちゃん、お友達がお見舞いに来られましたよ!」
「えっ?」
急いでナースセンターに向かうとそこには、私の浪人時代からのソウルメイト、Hちゃんの姿が!!
後で聞くと、Hちゃんは、私と急に連絡が取れなくなったことを心配して、私が以前働いていた飲食店に電話して、私が精神病院に入院したことを知ったとか。(その時は今ほど個人情報厳しくなかった)そしてわざわざ隣の県から電車とバスを乗り継いで病院まで来てくれたそうでした。私は信じられない気持ちでしたが、泣きそうなくらい嬉しかったです。
その時の私は開放病棟にいたので、外出許可を貰い、Hちゃんと近くの公園に行きました。そしてこれからどうして生きていこうかとか、お金はどうしようかとか、もしかして最悪生活保護かなとかそんな話をしたことを覚えています。Hちゃんは、病院の売店で買った「よっちゃんイカ」を私にくれながら、「そうか、そうか。」と話を聞いてくれました。
この時のことは、きっと一生忘れないと思います。
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もう一度連絡してみようかな・・・
それからしばらくして、私は、生活保護を貰いながら病院近くのグループホームに入所することが決まり、そこからデイケアでのリハビリ生活が始まりました。
毎日を過ごす中で、私は少しずつ回復して行ったわけですが、その中で、また大学の時の友達に連絡してみようかな。という気持ちが沸き起こりました。
一緒にチャラチャラ遊んでいた友達では無い、
同じゼミだった友達2人と同じサークルだった先輩数名に。
確かメールで連絡を取ったと思うのですが、自分の現状を伝えると、みんなとても心配してくれました。
その中でも、同じゼミ仲間だったMちゃんは、私が好きなミスチルが主題歌を歌っている映画「幸せな食卓」の原作本と手紙を、Tちゃんは箱いっぱいのアイスクリームを送ってくれました。
もう感謝しかありません。(T_T)
こうなったら、もう元気になるしかない!
そう思った私は、嫌だったデイケアでのリハビリも頑張ってなんとか続けて行くようにして、少しずつ自分の生活のペースを取り戻して行きました。
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精神障がい者ソフトバレーボールで友達が出来た!
そして、このデイケアで私は、小学校から高校1年までやっていたバレーボールと再会出来ました。
ソフトバレーボールなので、volleyballとはボールの種類は違うけど、まあルールはほぼ同じで、「なっちゃん、経験者?」とか「なっちゃん、上手いなあ!」とみんなに言って貰えるのが嬉しくて嬉しくて・・・幻聴に負けずに練習に励みました。
そして、精神障がい者のソフトバレーボールの大会にも参加するようになりました。
デイケアを卒業した後は、新たに所属した精神障がい者のクラブチームで国体のパラリンピックのような位置づけの、全国障害者スポーツ大会にも2回出場し、そこで全国に同じ境遇の仲間が出来ました。(このこともまた詳しくお書きします)
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障がいを受け入れて
奈落の底の住人だった私も、自分の障がいを前向きに受け入れることで、友達の有り難さに気づいたり、新たな仲間を作れたりすることが出来るようになれたのです。
「周りの人がみんな幸せなのに、なんで私は・・・」
なんていうことは今はもう思わなくなりました。
どうですか?
精神障がいを持っていても、大切な人の支えと心の持ちようで新たな友達を作りながら、楽しく前向きに生活できると思いませんか?
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それでは、また!
次回は、私が統合失調症を発症したときに、あきらめようと思った「結婚すること」についてお話したいと思います☆
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