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統合失調症女の不自由について

関西地方の梅雨明けが発表されて、

少し気分もよい土曜日の昼下がり。

今日2回目の投稿だ。

今回は、統合失調症を持つ私が日々感じている不自由について書いてみようと思う。

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①先の体調が分からないため、友人との外出の予定が立てにくい。

外出自粛が叫ばれて久しい昨今ではあまり例はないのだが、


私はコロナが流行る前など、折角仕事が休みな時に友人とどこかにランチに出かけようと思い、計画を立てようとしても、


自分の体調のことが気になって予定を決めにくいと思うことがよくあった。


精神的な困難を経験したことのない友人との時は特にそうで、

思い切って都合をつけて会っても、

「もし自分の体調が悪くなってしまったら悪い。」

ととても気を遣った。

変に冷や汗が出てきたりして、自分にとっても精神衛生上あまりよろしくない。

なので、そのことが原因で疎遠になってしまった友人も多い。

自分からもう連絡を取らなくなってしまったのだ。

このことは、とても残念だし、この病気になったことを恨む要因の一つでもある。

解決策は、まだ自分でも考えられていない。

ただ、一緒に遊びに行く相手が誰であれ、最初に自分の症状のことを正直に伝えることが大切なのかなとも思っている。

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②仕事で手が空いた時に、「何か仕事無いですか?」と聞くと誰もやらないような大型ゴミの片付けなことが多い。

これは不自由というか、愚痴になってしまうのかもしれないけど(-_-;)

「ペーペーなんだから仕方ないよ」

という声も聞こえてきそうだけど、

ええ言われることなら何でもやりますよ!

と心の中で叫びながら、段ボールやら新聞紙やら、シュレッダー行きの古紙等を黙々と片付ける私であった。

そんな私のことを気遣ってくださる方もいらっしゃるのだけど、

そんな方は本当に天使のように見えるし、弱い立場の人の気持ちが分かる方は絶対出世して欲しいと影ながら思っている私なのであった。

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③職場で「月曜日に体調が悪くなることが多い。」と伝えると、「月曜日はみんなしんどいよ。」と返される。

いやいや、私は皆さんの心情の平均値を求めているのではないのです。

ただ、

「どんな時にしんどくなるの?」

って聞かれたから答えただけですやん。

なのに大体いつも同じ答えが返ってくる。

私がこうゆう時思うのは、

自分だけ悲劇のヒロインになろうとか、

特別扱いをして欲しい訳ではないと思っているということ。

事実をありのまま伝えているだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。

最近、傾聴の本を読んでみて思ったのだけど、

ただ一言、

「月曜日にしんどくなることがあるんですね。その時間、辛い思いをされているんですね。」

でいいのです。誰か言ってくれませんかと求めてばかりでは何も変わらないか。

自分が変わるしかないのかな。

もっと傾聴の知識・技術が色んな人に広まったら、人間関係のいざこざも無くなるんじゃないか、そして大きく言えば世界平和も夢じゃないのではないかと思う今日この頃でした。

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今日はここまで☆

それでは、また_(_^_)_










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