朗読劇「地球の欠片」
2022.06.03~05
りべりおんずしょーたいむ#3
遊空間がざびぃにて、終演いたしました。
オンライン配信もありますが、ひとまず区切りということで。
実は今回のことをまとめたくてnoteを始めたところはあります。
すごく長いです。
お話について
宇宙を舞台にした、いつかあるかもしれない未来のお話。
といいつつも、ファンタジー色が強いわけでもなく現代にも当てはまる、そんなお話。
「やりたいことと、できることは違う」
その中で何を選択していくか、という永遠のテーマ。(勝手に思っているだけです)
やりたいこと、できること、向いていること。
わかりたいようで、わかりたくないような。
向き不向きはあると思うけど、そんなのには負けたくないな、と
「やりたいことが正義」であればいいなと思います。
役について
タハティという名前の女性。
歴史学者。頭のいい人だな、という第一印象だった記憶があります。
正直、難しい役どころでした。難産も難産。
繊細で、でも強かで、人間らしいというか。
思いの強さって、人をいくらでも動かせてしまうんだと思わせてくれる人でした。
難しい難しいと言って役作りをしたけれど、結局等身大で、思ったままやりました。
苦しみながら迷いながらお芝居をして、「もうこれ以上はできない」と思っていても、終わった今「もっとやれることがあった」と言えてしまうんですよね。お芝居って不思議。
稽古に向かう最中、メガテラ・ゼロさんの「フューリア」をずっと聞いてました。テーマソングみたいな。
是非聞いてみて欲しい。タハティっぽい、とてもいい曲です。
一緒に作った人について
今回の座組は本当に素敵な人ばかりで。
キャストはもちろん、スタッフさんたちも本当に素敵でした。
ここからすごく長いです。
■主宰・演出…岡部涼音さん
ずねさんには以前ご一緒した舞台でもお世話になり、今回も本当にたくさん助けていただきました。
私は稽古でよく泣く女で、前の舞台の帰り道でもしこたま泣いてご迷惑をおかけしたのですが、今回も私は泣きました。悔しすぎて。
それでも、最後のシーンでは逆に泣かせることができたので、心の中では「よし、今回も泣いてる」なんて思っていたのは内緒の話。
制作の勉強もしてみたいというワガママを聞いて下さり、制作グループに入れていただいたり。たくさん勉強させていただきました。
熱くて、真っ直ぐで、とても優しい方。
■制作…前田一樹さん
最初オーディションでシデン役をやってくださっていて、うわぁこの方のお芝居好きだなと思ったのを覚えております。
とても気さくで、友達の代わりに劇台本を購入したとき「かなちゃん、台本忘れたの?」なんて。
前田さんの冗談を上回る回答ができるように頑張ってました。実は。
縁の下の力持ち。とてもお世話になりました。
■舞台美術…葩燈さん
しっかりお話したのは小屋入りのとき。素敵な舞台美術、実は少しだけ作るのをお手伝いしておりました。
プライベートなことをたくさんお聞きしました。すごく優しくて、ずっと笑っていたような気がします。フライパンのくだりは…すみません、多分ずっと忘れないです。
暖かくて、しっかり者。姐さんって感じ。
最後のシーン、毎回はなびさんを泣かせることができて個人的には誉れです。
元気な赤ちゃんが産まれますように。
■脚本…一之瀬ことりさん
素敵な世界観で、第一稿を見た瞬間1発でファンになりました。本編はもちろんのこと、パラの裏設定を見て泣きました。
しっかりお話したのは、これまた小屋入りからで。
ジョジョとアンパンマンの話。すっごく楽しかったし、緊張も解けました。
ちなみに私の推しアンパンマン映画は「きらきら星の涙」です。生まれた年代がバレてしまう。
可愛らしくて、素敵な方。
■音響…小森広翔さん
劇中の素敵な音楽が全て作ったものだと知った時、天才か?と思ったのを覚えております。
小森さんの音楽を聞くと、スイッチが自然に入るんですよね。今もカーテンコールの音楽を聴きながらこの文章を打っています。
掛け声のピカチュウ語は今でも忘れません。あれはずるい。
あと最後の動画。あれもずるい。泣きました。サプライズ好きそう。
いつかりべりおんずアルバム出してください。買います。
職人って感じの方。
■照明…池田宏治さん
どうやったらあんな素敵な照明が作れるのだろうと思いました。
冒頭のオブジェの色。素敵すぎて写真が取れなかったのを未だに後悔しています。
巨匠というあだ名に相応しく、まさに職人って感じ。あと、人とお話するのが好きなんだなと思いました。
たくさん笑顔を見れた気がしてほっこりしておりました。笑顔が素敵な方。
あとうちの兄に雰囲気似てるので勝手に親近感持っておりました。
■撮影…岩松剛さん
撮影の少ししかお会いできませんでしたが、インタビューがすごく熱くて面白かったです。
きっとご本人も熱い方なんだろうなと。
あと仕事が早い。まだ配信見れていないのですが、とても楽しみ。
次お会いできた際にはもう少しお話できますように。
■カメラマン…天野太陽さん
パンフレット撮影の1回しかお会いできませんでしたが、パワフルでコミュニケーションお化けだなと思いました。ご本人はがんばってると仰っておりましたが…
撮影もあまり緊張せず撮影できた気がします。
今度はVALORANTの話ができるように勉強しておきます。
■スタッフ…鳥居千夏さん、金井三光穂さん
当日スタッフで少しだけしかお会いできませんでしたが、てきぱきと動かれており、語彙力がない表現になりますが、凄いなと思いました。
鳥居さんはすごく沢山感想を送って下さり、その中でも「劣等感、申し訳なさ」を読み取ってくださり、すごく嬉しかったです。
金井さんはオーディションでご一緒し、素直でまっすぐなお芝居をする印象がありました。
プチ打ち上げでもお話できて嬉しかったです。
おふたりといつかご一緒できますように。
■Terra ミエス役…梅田慧子さん
梅ちゃんとは小屋入りから一気に仲良くなりました。思いの丈は全てLINEでお伝えしたので割愛しますが、あなたのパワーを見習いたい。
ミエスのこと大好きなんだなと思いながら、私もあなたの熱いミエス、大好きでした。
今度抹茶のオススメ教えてね。
■Terra イルマー役…荒堀巧哉さん
ほりー(勝手に呼び始めた)も小屋入りから。実は同い年なんですって。なので勝手にタメ口でした。今度タメ口で話して欲しい。
背が高くて、糖質制限してるからか眠そうなイメージ。あと首が柔らかい。
ほりーのイルマーはクーデレの印象。不器用で、憎めない。ほりーならではの良さだなと思いました。
また遊びに行こう。
■Terra シデン役…小畑貴央さん
たかお様(勝手に呼び始めた)はとにかくイジられているときの返しが秀逸で、ずっとワクワクしてました。よくそんな返しが出るな、とちょっと羨ましかったです。
たかお様のシデンはとにかく一生懸命。芝居はその本人が出ると言うけれど、本当にその通りの方。
今度ちゃんとお話したい。
■Terra タハティ役…福田晴香さん
違う世界線のタハティ、はるちゃん。はるちゃんは第一印象から既に可愛くて、ダブルキャストで同じ役…!?と、正直戦々恐々としてました。とても謙虚だし。
合同稽古直前も「絶対に引っ張られる…絶対だ…怖い…」と、ずねさんとのぐさんに弱音を吐いていたのを思い出します。そしたら全然違うタハティだったね。たくさん参考にさせていただきました。可愛いタハティでした。
最後、お互い「大変な役だったよね」とハグしたときは、なんだかずっと会えなかった片割れにやっと会えたような気がして、すごく安心しました。
また遊びに行こうね。
■Earth ミエス役…黒田七瀬さん
なぁちゃんは不思議な雰囲気の人。あまり周りに居なかったタイプ。これ私も言われたけど。
気づいたら横にいて、出会って2ヶ月とは思えない、すごく落ち着く空間でした。
年齢も推しも被っていて、共通点が多い。あとね、頑張ってボケなくてもそのままでいいのよ。
なぁちゃんのミエスは、等身大という印象。背伸びせず、一生懸命で、でも成長をちゃんと感じる。
こういう子が、世界を変えていくんだなと。
余談ですがあなたのせいでハッピーターン焼きそばを見る度にあなたを思い出すようになりました。
改めてご飯行きたい。あと今度七瀬って呼ぶかも。
■Earth イルマー役…野口晃さん
のぐさんはしっかり者に見えておっちょこちょいなのがツボです。
なんでも出来ますという顔をして、何かに躓いたり、頭をぶつけたり。ギャップがすごい。
なんでもない顔ですぐボケてくるし、と思ったら真面目にアドバイスをくれる。取っ付きやすい兄貴という感じでした。たくさん助けていただきました。
のぐさんイルマーはちゃんと公平に律する人のイメージ。でも揺らぎはあって、人間らしい。ユートピアのくだりのセリフが特に大好きです。
いつか、のぐさんのボケに上回るボケを返せるようになります。
■Earth シデン役…小林紗矢香さん
今回の相棒。こばさやには本当にたくさんたくさん助けてもらいました。私が大泣きした稽古中2人でお話したこと、ずっと忘れません。
助けてもらいすぎてここでは書ききれないくらい。
優しくて真面目で、暖かい人。お姉ちゃんのような。いつでも受け止めてくれる人。
こばさやのシデンは、楽しい人。おちゃらけていつつも、しっかり支えてくれる。本人と同じく、お姉ちゃんのような存在。隣にいるだけで安心しました。「遅くなった」の掛け合いのところが1番好き。
今度は私が助けられるようになりたいな。
そういや借りた700円、返したっけか…
■パラ役…佐藤志帆さん
唯一のシングルキャスト。しぃちゃんはすごい子。何事にもストイックでとても憧れました。
出来ないことは何なのか本当に知りたい。
年下だけど、お姉さんのような不思議な人。
私がおにぎりやサンドイッチを零したときの「ねぇー!」という声が実は好きでした。それ以降は零さなかったけどね。
しぃちゃんのパラが大好きで大好きで、しぃちゃんがパラだったからこそ、毎回最後のシーンで泣けました。あなたもずるい子ね。
餃子パーティーしようね。いつかお泊まりとかも。
さて、ここまでで4000字ですって。
千穐楽のコメントで「多くは語りません」と言いましたが、語りましたね。文章で。
まだまだ書き足りないくらい、全てが密度の濃い時間でした。
キャスト、スタッフ様、そして劇場や配信で見てくださった皆様。全ての皆様のお陰で何事もなく無事に走りきることができました。
本当に本当にありがとうございました。
また、皆様にお会い出来ますことを楽しみにしております。
まとめの文章って難しいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?