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佐々木、イン、マイマイン/新宿武蔵野館

※※※ネタバレっち!※※※



ミニシアター的なところでしかやらない邦画って、"The・ミニシアター"でっせ~~~!!!ほな、フランス映画よろしくほにゃほにゃモヤモヤしたまま終わらせまひょか~~~!!!みたいなイメージであんま好みではなかったけど、これは予告見たとき(確かmid90'sかなにか)「オモシロそ!!」と思って見に行くの決めてた。

かなり面白かった!上記の"The・ミニシアター"感もあるんだけど、登場人物がみんな濃くて、一人一人の機微が結構明確にわかりやすくて見やすかった。なんといってもラストが最高!!いいねとっても。パキッとシャキッとしてて気持ちい。高校の時の自販機のマッチみたいだった。

あと、カラオケであの子が歌ってたのがプカプカなのもよかったし、佐々木の「っ…でもっ…プカプカ歌ってたんだよ…」みたいなセリフのいい方がリアルで気持ち悪くて(もちろん1000%いい意味で)すっごい良かった。

仲良し4人組って表現はちょい違うかもだけど、あの4人の中で一番目立たなかったというか、普通の子?に感じたあの子が、憧れのマドンナと結婚してて子供もいて、ってとこすごいいいなと思った。ベタに幸せでいい。

めちゃくちゃまじでよかったなーー、家族のこと、嫌いなわけじゃないむしろ好きなんだけど、なんとなくコンプレックスがあるってところ(主人公はばあちゃん、ボケてきてることにたまにイラついてしまう/佐々木は父ちゃん、本当は甘えたい?のかな)に多分主人公は、佐々木と自分との絆というか、そこまで言うとかっこよすぎるのかもだけど、感じていたのでしょう。

主人公の元カノ、悪いね~~。なんやその状況!て思ったけど、最近そういう、別れたけどまだ同棲してるみたいな状況の人の話を聞いて、わたしが無知無知ピュアレディなだけなのかも、と思った。感情移入が難しかったから知らずのうちに悪者にしちゃったかも、本当は彼女も愛おしいキャラクターなのかもね。

めちゃよかった。もっかい見てもいいなって思う。佐々木!佐々木!佐々木!

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