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【おたより10】デートってどこからどこまで?

おたよりいただきました。

『異性の先輩からLINEで「予定が合えば」と遊びに誘われました。尊敬している先輩なのでもちろん!とは応えましたが、そこで「デートだね」と返信されて混乱してしまいました。 恋人がいるのでその表現されるのは困ると伝えるべきなのか、しかし冗談として言っているなら真面目に突っ込むのも如何なものかと思い…結局他の先輩も誘って3人で行くことになりました。 普段自分も冗談半分で同性とのお出かけを「デート」と表現することはありますが、デートってどこから、何をもってデートと言うんでしょう? 人それぞれかもしれませんが、ヤチナツさんの考えを聞きたいです!! (ちなみに自分は「社会見学楽しみですね!」と返信しました。)』


デートっていつも以上のウキウキ感や特別感が出る言葉ですよね。

親密な関係であったり、または親密度を上げたい!とお互いに思っている場合に成立するのがデート。ポイントは「お互いに」です。
友達間でつかう場合も、親子間でつかう場合もそうです。たとえ意識せず冗談で使っているとしても人を選んでいるはずです。
好意のレベルが合ってないと冗談でも使えないと思うので…
だから、本来の意味で使うデートと冗談で使うデートに、実はそんなに差が無いはずです。

その先輩とあなたのように好意に温度差が生じるとデートではないですよね。先輩の「デートだね」という言葉には、長期的に見て何か起こしたい気配を感じるので、他の先輩も誘うという判断はクレバーだし真面目に突っ込まなかったのもスマートだったと思います。100点。

社会見学もいいですね…わたしは頭が中2男子なのでエッチな意味かな?と思うかもしれません。中2男子のまま30代40代になってる男性にエッチな意味?とか聞かれたら最悪ですね。女でよかったです。よくないけど。


話を戻します。

本来の使い方から徐々に広がって、冗談として気軽に使われるようになった今、「デート」ということばの線引きは恋人や友達などの関係性ではなく、お互いがその時間を特別にしたいかどうかにあるように思います。

恋人や夫婦間で「デートしよう」とわざわざ言わないのは、いつもいっしょにいて、ふたりで出かけることが通常になったから。

たまに「デート」と使うときは、いつも以上の何かがありそうですもんね。
「デート」には特別感をプラスする力があります。

死語にならないうちにいっぱい使おう。
以下はおまけマンガです。

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>>きみちゃんの終わらない思春期<<


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今回のおたより↓


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