「なんとなく座れる場所が広がってほしい会」

丸ノ内線後楽園駅の近くに東京ドームと接続しているラクーアというショッピングエリアがある。ここは個人的にすばらしいなと思っている。入ってるお店は、無印良品とかユニクロとか銀だことか他とそれほど変わらない。では何がすばらしいかと言うと「なんとなく座れる場所」がすごいいっぱいあるのだ。東京ドームの入り口からラクーアの入り口まで、かなりの「なんとなく座れる場所」があり、みんな談笑したりお弁当を食べたりボーッとしたりしている。ラクーアの庭も木立ちの間に椅子があったり、さらには店内にもかなりの数の「なんとなく座れる場所」が設置されている。海外では当たり前の風景なのだが、日本はかなり前から公共空間の「なんとなく座れる場所」を排除していて、このぐらい座れる場所があるというのは東京砂漠ではかなり珍しい風景なのだ。きっとこのラクーアの設計した人?グルーブ?も「なんとなく座れる場所」を広げる思想を持ってたんだろうなと「なんとなく座れる場所が広がってほしい会」会長のオイラとしては心強く感じるのだ。

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