「行政区分名称フェチ」

アメリカ50州解説という本を読んでクラムチャウダーのクラムというのが、はまぐり属の貝の意で、 クラムチャウダーがニュージージー州を中心としたニューイングランド地域の郷土料理だということを初めて知った。
なんとなくヨーロッパっぽい料理だなぁと思ってたのでびっくりした。
他にもデラウェア、アーカンソー、ウィスコンシン、ネブラスカ、ワイオミング等なじみのない州の様子がわかったり、世界の歴史上唯一アメリカ本土であるオレゴン州をプチ空爆した藤田信雄さんの話しなんかものっていて充実した内容だった。
州の成立は、多くは南北戦争に関わりがあり、州の名前の多くはインディアンの言葉だったり、時々スペイン語なのを知ったりもして勉強になった。
まぁこういう本は、アメリカに限らずヨーロッパでもアジアでもアフリカでもどんどん読んでいきたいのだが、それも何をかくそうオイラが「行政区分名称フェチ」だからなのである。
というわけで「行政区分名称フェチ」としての大きな目標のひとつとしては、日本の、全県の全市、そして政令指定都市の区を全部サラッと言える、というのがある。
その前段階の訓練として、アメリカの50州とか、ブラジルの27州、とかメキシコの31州ぐらいの簡単なところからはじめて、グッとむずかしい中国の22省・5自治区・4直轄市・2特別行政区、そして共和国や自治州を加えると70を越える難関ロシアの行政区分を覚え、慣れてきたところで日本の町区分の前までの行政区分を覚えようというわけだ。
そのうち、「あ〜それは北九州市の戸畑区ね」とか相模原市中央区だね、とか堺市美原区だね、とか熊本県 上益城郡だね、徳島県 美馬市だよ、秋田県にかほ市なんだね、とかスラスラ口から出るようになりたいな、と思う次第なのである。

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