2021年新型コロナいろいろランキング 6/18 追加

先程投稿した「2021年新型コロナいろいろランキング 6/18」のH3で下の表と考察が抜けていました。

2021年の新型コロナ統計 6:18

イギリス、ポルトガル。モンゴルでは今まで接種してきたワクチンの効かない新たな変種が発生しているのではないかと考えられる。今言われているデルタカブやカッパ株かもしれないし、そうでないかもしれない。

中国製ワクチンしか使っていないと思われる、中国で新規陽性数が4週間前と比べて35%増えている。しかも中国の接種率は43.21%と結構高い。中国同様接種率が高めだが、4週間前と比べて新規陽性数が増えている国は、シノファーム接種国55ヵ国中24ヵ国ある。その中で接種率が高めの国は、アラブ首長国連邦(142.94%、52.3%)、セーシェル(71.43%、98.3%)、モンゴル(57.33%、343.7%)、ドミニカ共和国(40.39%、17.3%)である(カッコ内は接種率、増加割合)。また、4週間前と比べて陽性数が減ったが、今週の100万人あたりの1日平均の陽性数が100人以上の国も7カ国あり、アルゼンチン(30.39%)、バーレーン(59.29%)、モルジブ(57.31%)が接種率は30%以上である。また、人口100万人あたりの陽性数が少なかったり、4週間前より陽性数が下がった国は、ベラルーシなど最近シノファームを始めたあるいは接種率が低いところが多く、実質感染状況が改善されたところは、赤道ギニア(10.27%)、ハンガリー(55.92%)、ヨルダン(19.82%)、ラオス(10.07%)、マカオ(29.92%)、モルドバ(9.87%)、モンテネグロ(23.48%)、セルビア(30.81%)の8カ国(カッコ内は接種率)で約15%程度といったところか。

他の中国製ワクチンについては、36カ国中7カ国で4週間前より陽性数が増えている。その中で、ブラジル(28.63%、10.1%)、チリ(61.40%、2.8%)は比較的接種率が高い。また、ウルグアイ(61.54%)は4週間前より陽性数を下げたが、今週の人口100万人あたりの陽性数が733.5人と世界第2位である。実質効いているのが香港(シノバック)だけである。カザフスタンとトルコはまだ今週の人口100万人あたりの陽性数が低くはないが、新規陽性数が下がっており、効果が見え始めている。

こうやってみると、中国製ワクチンは旧東欧で効果を発揮しているように見える。しかし、ロシアを除いて旧東欧諸国では全体的に感染状況が良くなっているので、関係ないかもしれない。

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