一貫性のなさが息子を傷つけていた。
すん。としている息子。
心が通じ合っていないような感じ。
拗ねている感じ。
夕食のステーキには手をつけずに白米を三杯食べる。
ゲームばっかりして返事しない、話しかけてこない。
そんな態度に母である私はいちいち傷つき、息子の前で暗い顔をしたり(こんな暗い顔をさせてるのは息子のせいだと分からせたい)、怒ったり、無視したり(傷つくくらいなら関わらないでおこう)
そんな私の態度にさらに傷つく息子…
私と息子で傷つき合う負のループができている。
そんなことに気づかせてくれたのはhumming birdというカウンセリングルーム。
カウンセラーさんの「そんな息子さんに対してどんな試みをしていますか?」という問いに
私から出た言葉は
『チヤホヤしてる感じ』
そう、心の底から言葉をかけていたというより、こういう場面ではこういった方がいいかな。ということを言っていた。
息子に抱きついてみたり急に話しかけて質問攻めにしたり、喜ぶだろうとお菓子をいっぱい買い与えてみたりもした。
それでも息子は反発したり、すん。とするので、私は『もう、いいわ』と引く。
『あっち行って』と言われたら、言葉どおり離れていた。
そのことが息子を傷つけていた。
カウンセラーさんから『一貫した態度』という言葉のヒントをもらって大きな気づきを得ました。
相手の反応に対して、自分を変化させる(してしまう)
私の長年染み付いてきた、対人関係での癖。
夫に対しても、この癖が災いして関係を拗らせてしまっていた。
いろいろな出来事(悩み)が角度を変えて、何度も私に知らせてくれていたのだ。
相手がどんな態度でも、自分のスタンスを崩さずに淡々と我が道を貫く。
息子がどんな態度であれ、毎日『一緒に2人だけでテレビ見よう』と誘うこと。
息子が素っ気なくても、その反応にこだわらないこと。
そのスタンスを続けること。
息子を変えようとしてするのではなくて、自分ができることをやり続けるだけ。
カウンセラーさんからは、一時期状態が悪くなるかもしれない。とのこと。
息子がお母さんは本当にそう思ってるの?と試してくる感じで。好転反応??
その情報も事前に知ることができて心づもりができた。
息子は産まれてから妹ができるまでの6年間ずっとママっ子だったのに、妹が産まれてから すん。な子どもになっちゃった。
息子の欠乏感。
どうせ何を言っても聴いてもらえない。
『もういいわ』と人生諦めた感じが、見ていていつも哀しかった。心がヒリヒリする。
そう、息子を見ていて哀しかった。
傷ついている息子を見ていて自分も傷ついていた。
それが今日のカウンセリングでわかったから。
私は私にできることを、ただやるだけ。
ハチドリのひとしずく
kurikindiというハチドリのおはなし。
humming birdは、ハチドリ。
kurikindiは私の屋号。
ご縁を感じます。
紆余曲折で辿り着いたカウンセリングルーム
次回は不登校の長女について相談したいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?