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2020年6月の記事一覧
やっかいな 持て余す時間対策
さて、これまで3回に渡ってカミングアウトについて書いてきた。いかがだったろうか?
自らの経験や仲間達の生き様などから感じるのは、「まあ、ここまで書いても、やらない人は多いだろうなぁ」ということである。
カミングアウトを躊躇う人たちは心の奥で、「カミングアウトしたら最悪のことが起きる」と考えている。だがそれは甘い。カミングアウトしたら底が訪れる、などと考えていたら大間違いだ。
ギャンブル依存症
本人のヤル気を知る「魔法の質問」とは
まず最初に、「カミングアウトとは何か?」というおさらいから始めたい。
カミングアウトとは、「自分がギャンブルに依存している」という告白であり、同時に「依存したせいで、数々の問題を引き起こした」ことを明らかにする自首でもある。
カミングアウトするメリットは、被害を最小限にすることと同時に、「家族やパートナーの協力を得ることができる」ということである。
では、協力とは具体的に何なのか? 今日は、
本物のカミングアウトは 単なる告白ではない
前回、私は、「どうせバレるんだから、さっさとカミングアウトしよう」と書いた。
ギャンブル依存症が露見するのは、殆どの場合が金銭問題からだが、金という物は無くなれば無くなるほど無理をして融通しなければならない。
その端的な例が街金など金融業者からの借入なのだが、確かに昔に比べれば借金の存在を知られにくくなった。なぜなら殆どの場合は店舗に行かず、コンビニや銀行のATMで入出金できるからである。
いずれバレるよ カミングアウトしようよ
2回に渡って金銭管理について書いてきた。簡単にまとめると次の通りである。
✓ 給料日に、生活費を電子マネーカードにチャージしましょう
✓ 支払いは電子マネーカードとスマホ決済を使いましょう
✓ 手持ちする現金は900円にしましょう
現金を使うのは、自販機でお茶や缶コーヒーを買うときだけくらいに割り切った方が良い。だって、コンビニで現金は不要でしょ?
そして最も重要なのが、次のことだ。
※自
断ギャンブル目指すなら 財布は捨てよう
前回は断パチ・スロ3原則の一番目である、金銭問題について簡単に説明させていただいた。「ギャンブルやめやすい時代になった」と私は書いたが、これは本当に実感する。
世間では今、パチンコ産業への風当たりが強いし、昔に比べてギャンブルに対するイメージが悪くなった。
大きな声では言えないが、一昔前なら賭け麻雀なんて誰だってやっていた。この私だって、一晩に数十万動く麻雀を打った経験がある。
賭けゴルフだ
断ギャンブルの基礎は やはりお金の管理から
前の記事で、「衝動に備えて過ごす方法は、断ギャンブル3原則」と書かせていただいた。
3原則の一番目である、「余分なお金を持たない」というのは、本当に基本中の基本と言える。これはギャンブルが酒やタバコなど他の嗜好品と違った性格を持っているからだ。
ギャンブルという遊びは、「偶然の事象に金品のやりとりを行う」と定義されている。つまり、「お金を奪い合う遊び」に他ならない。逆にいえば、お金がなければ遊
衝動を防ぐための 断パチ・スロ3原則
今日は、衝動に備える方法について、書いてみたい。これから書くことは私が今まで記事にしてきたことの焼き直しであるが、少し違った視点と順序から書かせていただく。
私がSAGSのテキストを執筆してから、既に4年という歳月が流れている。その間に気付いたことがあったし、社会も大きく変わった。
今、改めて書くことで、読んでくださる方々に役立つことも有るように感じる。
断パチ・スロ3原則とは我々団体の中の
ギャンブルに依存したら
前回、ギャンブルに依存する原因について書かせていただいた。おそらく、医療関係者や自助グループ参加者さんなど、記事の内容について眉をひそめておられる方が多いだろう。
実際、我々SAGSにおいてはこれまで、「様々な方たち」から「数々のご意見」を頂戴してきた。匿名でコミュニティーを爆撃されたり、掲示板に乗り込んでディスられたり、私の携帯電話番号を突き止めて、通話料まで負担してお説教してくださる「奇特な