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2024年シアトル・マリナーズ成長日記

2024年シアトル・マリナーズ全試合の感想をただ書いていくだけの記事です。なるべくその日のうちに更新したいとは思っています。

・日付は全て現地時間
・"@"は敵地の試合

5月のマリナーズ

5/13 SEA6-2KC かち
最近調子の良いレイリーが打線を牽引。少し抑えられている印象もあるシンガー相手だったが、2回に先制2ラン、3回にはタイムリーも放ち、カービーを援護。いつの間にかシーズンのOPSも.700を超えたね。先発カービーは球審とのウマが合わなかったり、初回に連続死球を与えたりなどコマンドの神としては異例すぎる立ち上がりだったが、2回以降は完全にゲームを支配し、KC打線にほとんどチャンスすら与えず。スタネックがやや捕まったが、全体的には投打に良いゲームだった。

5/12 SEA8-4OAK かち
昨日点が取れなかった分を今日は序盤から。初回にガーバーのタイムリーで先制すると、続く2回にはフリオの2ランを含む4得点でカスティーヨを援護。中盤にガーバー、ザバラのHRでダメ押しできたのも良かった。今年のA'sはなかなか厄介な相手になりそうだが、ひとまずシリーズを勝ち越せて何より。

5/11 SEA1-8OAK まけ
ローリーが先制HRを打ち、ミラーもゲームは作ったが、それ以上にはならなかった。終盤の6失点も重くのしかかってしまった。

5/10 SEA8-1OAK かち
どう転んでも打てないシアーズは回避できたものの、ブラックバーンとの対戦も厳しいなぁなんて思っていたら、4回に一挙5得点。続く5回にも満塁のチャンスを活かして2点を追加し、楽なゲーム展開とできた。怪我で出遅れていたウーが今季デビュー戦。前腕の張りを訴えて途中降板(もっともかなり大事をとってのことらしいが)とはなったが、4回まではスイスイと抑え、球速も出ていたのにもひとまず安心した。

5/9 SEA1@11MIN まけ
初回からボコボコにされて終わった。久々のシリーズ負け越し。

5/8 SEA3@6MIN まけ
カービーが2回までに3被弾を許すなど崩れてしまった。ちょっとらしくない。打線もそんなには援護できなかった。これは残念ながらいつも通り。

5/7 SEA10@6MIN かち
苦手な追いかける展開だったが、7回に代打ビッグダンパーが満塁弾、しかもまた右打席からHRを放ち、逆転。その後ブルペンが踏ん張れず、追いつかれてしまうなど嫌な空気が流れたものの、9回に再度打線がステップアップし、荒れた試合を制した。昨日今季5失点以上で全敗中だったのを昔Twitterと呼ばれた場所で嘆いたら、その翌日に勝ってしまった。一級フラグ建築士がここにいます。

5/6 SEA1@3MIN まけ
どんなに優れた投手陣がいようと、3安打1点で勝てる試合は多くはない。

5/5 SEA5@4HOU かち
今日も優位に試合を進めるが、ミラーが6回・7回と相次いで2ランを献上し、まさかの逆転。ヒューストンで試合終盤に逆転を許す展開は基本的には負け試合なわけだが、ただ今日に関しては打線が一番大事なところでステップアップしてくれた。8回にウリアスがアブレイユ相手に同点タイムリー、9回には今年は右打席にも大当たりがたくさん入っていそうなローリーがヘイダー相手に弾丸ライナーをクロフォードボックスに突き刺し、リードを奪い返した。初戦の悪夢から立ち直り、見事に6連続シリーズ勝ち越し。

5/4 SEA5@0HOU かち
昨日の悪夢から一転、今日は投打に締まったゲーム運び。沈むボールでゴロを打たせるバルデス相手に打線は逆方向も上手く使いながらヒットを重ね、さらにはウリアスやローリーにHRが飛び出したのも良かった。先発ギルバートは積極姿勢のHOU打線を多彩な球種でかわし続け、今季最長となる8回無失点。これでマリナーズ先発陣は21試合連続で自責点2以下で登板を終え、1913年以降史上2番目の長さに並んだ。昨日の負けを引きずらなくて何より。

5/3 SEA3@5HOU まけ
カービーが抑え、その間にリードを奪う理想的な試合運びを見せる。6回までは。7回から突如としてノースウェストのお笑い集団がヒューストンに襲来し、勝ちを実質放棄した。ミニッツメイドってこういう場所だったなと。

5/1 SEA2-5ATL まけ
エラーをきっかけに4回に一挙4失点したのが、今のマリナーズ打線には重すぎた。割と得点するチャンス自体はあったが、そう易々と得点させてくれるような相手でもなかった。まあブレーブス相手にシリーズ勝ち越した時点で上出来。

3・4月のマリナーズ

4/30 SEA3-2ATL かち
最近のマリナーズ先発は当然のように相手打線を封じるが、カスティーヨもその例に漏れず、強力ATL打線を7回無失点。ここまでみんな抑えると逆に怖くなってくるが、それだけ力のある集団ということでもある。8回にスタネックが捕まり、さらにまずい守備も重なって一気に同点のピンチを迎えたが、ムニョスがムニョスたるゆえんを5アウトセーブで示し、どうにかリードを守り切った。5連続シリーズ勝ち越し確定。まさかATL相手に連勝できるとは…

4/29 SEA2x-1ATL かち
ミラーとフリードが共に6回を無安打に抑えるアルティメット投手戦も、7回にアクーニャに掻き回された末についにミラーが失点。重すぎる1点がのしかかる。打線は8回にようやく初ヒットが出るなどして一死満塁のチャンスを作ったものの、後続が倒れて無得点。打線の出来が昨日に続いてあまりに絶望的で、思わずXでそれを嘆いてしまったが、実はドラマを最終回まで取っておくためだったらしい。先頭のポランコが出塁すると、ガーバーが浮いたカッターを見逃さず、まさかまさかの逆転サヨナラ2ラン!マリナーズの皆様、大変申し訳ございませんでした。

4/28 SEA2-3ARI まけ
そもそもこれでどうやって点を取るんだという感じのスタメンを組みながらも、3回までに2点を入れたのは良かったが、試合終了まで20者連続アウトはあまりにも酷かった。3回無死満塁のチャンスを潰したのが最終的に大きく響く。投手陣はどうにか最小援護でも勝てるよう踏ん張ったが、終盤のARI打線の意地が勝ったか。次のATL戦は流石にもう少し打線に奮起してもらわないと。

4/27 SEA3-1ARI かち
カービーがサイ・ヤング賞候補らしさを存分に発揮。初回から99mphを叩き出すなど試合を通して速球に特に威力があり、しかもほぼ完璧なゾーンに投げ込んでくるため、コンタクトに長けるARI打線でもバットに当てることすら難しく。共にキャリアハイとなる12奪三振、23個の空振りを奪い、7回を零封した。今日のアングリージョージは多分どのチームでも打てない。ARI先発セコーニもボールをかなり制御できていたため打線は苦労させられたが、ここまで不振のガーバーとレイリーの連打で先制し、7回にはフランスに2ランが飛び出して、必要最低限の援護はした。4連続シリーズ勝ち越し確定。

4/26 SEA6-1ARI かち
ダブルミッチが活躍。ハンコックvsガレンのマッチアップは厳しそうに見えたが、ロハスの先頭打者弾で先制すると、2回にはガーバーにも一発。6回にガレンが負傷降板すると、緊急登板のマクガフを攻め立て、無死満塁からハニガーにトドメの満塁弾が飛び出して快勝した。先発ハンコックはランナーは出しながらもゴロを打たせるピッチングが光り、3度のダブルプレーでピンチを拡大させず、6回1失点でまたもQS達成。MIL戦で大炎上した以外は本当によく投げてくれている。

4/25 SEA4@3TEX かち
どちらかといえば押される展開のゲームだったが、フランスとウリアスの2ランが効いた。カスティーヨはややコマンドに苦しみながらも6回2失点と踏ん張り、ブルペンも1点差をどうにか守り切ってくれた。昨年悪夢のような6試合を過ごしたグローブライフフィールドでいきなりシリーズ勝ち越しに成功。J.P.のIL入りは心配だけどね…

4/24 SEA1@5TEX まけ
今日も初回に先制し、グレイにプレッシャーをかけ続けたところまでは良かった。先制以降はホームが遠く、その間に逆転を許し、ズルズルといってしまった。こういう日もあると流せれば良いけど。

4/23 SEA4@0TEX かち
去年1つも勝てなかった苦い思い出が残るグローブライフフィールドでの今季初戦。悪い記憶は早く払拭したかったのか、初回にローリーの2ランで先制すると、3回にはフリオにも2ランが出て追加点。待望の今季1号はフリオらしい、どこまでもボールが飛んでいきそうな特大のアーチだった。先発ギルバートはいつもと比べたら歩かせはしたものの、全体的にstuffの良さが光り、強力TEX打線を7回途中無失点。ブルペンも反撃の隙すら許さなかった。去年のことがあっただけに、良いゲームで先勝できて何より。

4/21 DH第2戦 SEA10@2COL かち
第1戦を逆転サヨナラで落とし、2戦目も守備のミスをきっかけにいきなり先制を許すいやーなムードで始まったが、今度は攻撃陣が爆発。ザバラについに飛び出した移籍後初ヒット&タイムリーで追いつくと、なおも満塁としてJ.P.が走者一掃のタイムリー。クアーズ以外だったら満塁弾という特大の当たりでもあった。初回の失点以降は立ち直ったハンコックら投手陣がその後はゼロで繋ぎ、打線もきっちりダメ押しし、大勝で第1戦の鬱憤を晴らした。第1戦もこれくらい点が取れればスイープもできたかもしれんが、まあシリーズ勝ち越せばOK OK。

4/21 DH第1戦 SEA1@2xCOL まけ
お互い決め手に欠け、クアーズなのに9回終わって0-0というあまりに異例すぎる展開。タイブレークでようやく1点先制したが、その裏にムニョスが1アウトも取れずに逆転サヨナラを許した。クローザーはやはり苦手らしい。

4/20 SEA7@0COL かち
試合開始時の気温0.6℃、雪も舞う打者天国クアーズでカスティーヨがエースの投球を披露。スピードはそこまで出ていなかったものの、高めの速球主体で空振りを誘発し、COLに全くチャンスを作らせず。チームで8試合連続QS達成は2015年以来だとか。打線はローリーのソロHRで幸先良く先制すると、その後も中盤まで手を緩めずに加点し、早い段階で余裕のある展開にできたのもカスティーヨにとって大きかったかもしれない。4連勝で勝率5割復帰。

4/17 SEA5-1CIN かち
ローリー、ガーバー(移籍後初)、ロハスにHRが飛び出し、7回にはさらにハニガーのタイムリー、押し出し四球でしっかりダメ押し。先発ミラーを援護すると、そのミラーもデラクルーズにソロHRを許した以外はほぼ完璧なピッチング。ブルペンもゼロで繋ぎ、今季初のスイープとなった。CHCとのシリーズの終わり方を考えれば、よくCIN相手にスイープできたね。

4/16 SEA3-1CIN かち
昨日ほど点は取れなかったが、四球などで塁上を賑わせ、最低限の得点はできた。ギルバートも7回途中まで見事なピッチングで、その頑張りにバックも盛り立ててくれた。要所で飛び出たフリオのビッグプレーで今日は何点守ったことか。今季初のシリーズ勝ち越し確定。

4/15 SEA9-3CIN かち
ここまで驚くほど機能していなかった上位打線だが、今日は初回連続四球で貰ったチャンスをポランコの一発で見事にモノにし、3回にはハニガーの2ランで追加点。中盤以降にもダメ押しに成功し、今季初めて快勝ともいえるゲームとなった。キャンゾーンの負傷に伴い昇格してきたクラセがデビュー戦でいきなり初ヒット&タイムリーを記録したのも嬉しいね。

4/14 SEA2-3CHC まけ
ここまでの先発と比べたらマシだったとはいえ、カスティーヨが今日もビハインドの展開を作り、打線もポランコのHR以外は援護できず。7回・8回に追いつくチャンスを作ったが、いずれもダブルプレーで潰し、最後は牽制死で試合終了とは何ともやりきれない。弱い。

4/13 SEA1-4CHC まけ
ハンコックが粘ったが、今永さん相手に打線がなかなか得点に繋げられず。今日は運に恵まれなかった部分もあるが、1点ではやはり厳しい。

4/12 SEA4-2CHC かち
前回登板に続いて今日もミラーが躍動。好調CHC打線相手だったが、速球系主体で押し切り、見事にゲームメイク。打線はウィックスのチェンジアップにだいぶ翻弄されたが、四球で貰ったチャンスを活かし、4回二死満塁からフリオ、フランスに連続タイムリーが飛び出したのが特に大きかった。今のマリナーズが勝つならこれという感じの試合だった。

4/10 SEA6@1TOR かち
ギルバートが8回途中まで1失点も、やはり援護できない打線。9回裏はサヨナラ負けも覚悟したが、ポランコの好捕で延長に突入し、試合を決めたのはロジャースセンターに強すぎる男カル・ローリーの一発。PS含めてこれでロジャースセンター通算10試合7HRらしい。意味わからん。延長に入ってからは突如として打線が繋がるようになり、この回一挙5点を入れ、どうにか被スイープを免れた。去年もトロントでこんな感じの試合あったな。

4/9 SEA3@5TOR まけ
先発が崩れ、打線は終盤まで点を入れられないというここまでよく見た展開。あまり見る気にならない展開のゲームが続く。

4/8 SEA2@5TOR まけ
今日もカスティーヨが序盤からビハインドを抱える展開で、打線も終盤まで何もできず。特に面白くもないゲームのまま終わってしまった。

4/7 SEA4@12MIL まけ
ハンコック大炎上で大敗。開幕10戦目にして早くもロハスが2試合目のマウンドに上がるような展開。春先は今年もダメな感じですか?

4/6 SEA5@3MIL かち
ミラーが新球種スプリットを自在に操り、好調MIL打線相手に7回無失点。昨年苦手だった左打者を完全に封じ込んだのが特に好印象。打線は3回にテイラーの意表を突いたセーフティバントをきっかけに幸先良く3点先制し、終盤にはポランコ、ウリアスにそれぞれ移籍後初HRが飛び出し、ブルペンがフラフラしていたものの逃げ切った。ムニョスが昨日の悪夢を三者凡退で払拭できたのも良かったね。

4/5 SEA5@6xMIL まけ
2度追いついた回の攻撃は良かったが、ギルバートが3本もHRを許し、ムニョスが1人で決勝点を献上したので勝てなかった。

4/3 SEA0-8CLE まけ
Tモバは自分のお庭だが、打てない守れない抑えられないの三拍子。明後日からの遠征で一旦シアトルを出て、リセットしよう。

4/2 SEA2-5CLE まけ
ビーバーを打てないのはある程度仕方ないとはいえ、そういう試合で守備が乱れるようでは勝てないし、さらにエースのピッチングも微妙だと厳しい。

4/1 SEA5-4CLE かち
ここ3戦は得点の仕方を忘れた打線だったが、今日は2回に一挙4得点。開幕してから当たりがパッタリと止まっていたキャンゾーンに一発(それも3ラン)が飛び出したのは良かった。ウーの代役ハンコックも6回途中まで3失点とゲームを作り、待望のMLB初勝利。中盤チャンスを迎えながらも追加点をあげられなかったのはまあマリナーズ打線らしいが、また今日も1点差のゲームを勝ち切ったのでヨシ!

3/31 SEA1-5BOS まけ
疑惑のハーフスイング判定もあったが、ミラーが2本のHRに泣く。あと野球は打つことで点が入りやすくなるらしいですよ。

3/30 SEA4x-3BOS かち
ギルバートが7回まで1失点に抑えるが、打線が全く援護できないという親の顔ほど見たマリナーズらしいゲーム展開。タイブレーク突入後いきなり2失点して、今年もやはりこういう展開は苦手かと思ったが、最後の最後で打線がしぶとく粘り、同点に追いつくと、フリオのキャリア初のサヨナラタイムリーで勝利!最後の攻撃がいつもできれば良いんだけどね。

3/29 SEA1-0BOS かち
コマンドの神ジョージ・カービー様が初回からいきなり2四球を与える波乱のスタート。しかし2回以降は立ち直り、何だかんだで7回途中無失点に終わるあたりはエースの器である。打線はピベッタに翻弄され続けたが、ジョン・パワー・クロフォードの一発でどうにか1点奪い、それをブルペンが守り切ってのマリナーズらしい今季初勝利となった。ムニョスがいきなり回跨ぎしてるのは気にするな。

3/28 SEA4-6BOS まけ
2024年シーズン開幕。カスティーヨがいきなりデバースに2ランを浴び、その後も微妙な守備もあったりしてBOS打線を要所で止められず。2年ぶりにマリナーズ復帰を果たしたハニガーにいきなりHRが飛び出したことを今日は喜ぼう。

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(https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:Seattle_in_May_2023_-_168.jpg)

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