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まだまだあるぞ、奄美大島 旅の思い出

家族3人で奄美大島へ旅行に行ってきた。
人生30年ちょっとだが、これまでの旅行で1番楽しかったと言えるぐらいで、どこかで書ける機会を探していたらコロナ騒動が出てきて書きづらくなってしまった。

もやもやしていたところ、あおはるさんの企画『最高の癒し』を目にした。

癒し。
私にとっての癒し。
奄美大島しかあるまい。


奄美大島の思い出といえばまずは海。
奄美大島の海は見る角度や天気によって色を変える。薄い空の色、濃い青、ギラギラ光る真っ黒い色、見ていて飽きない。
砂浜へ行くととんでもない大きなサイズの貝を背負っているヤドカリがいたり、逃げ足のめちゃくちゃ早い小さなカニが海岸を走っていたり。
旅の期間中はほとんど曇っていて残念だったが、もし全力で晴れていたら日焼けして大変だったろうし、完全に晴れていたら娘はゴーグルの形に日焼けしただろう。

料理は1日だけ接客態度の悪いところに当ててしまったが、それ以外は最高だった。
奄美大島お馴染みの鶏飯も美味しかったし、鶏飯が来る前に小皿でついてきた漬物が特に美味しかった。一体何の漬物かと思ったらパパイヤの漬物らしい。出てきた漬物を全て食べ尽くし虜になっていた。お土産と自宅用で2袋購入したが、まだまだ旅の余韻に浸りたくて袋を開けれていない。

麺類の好きな娘は夕食は全て油ソーメンを食べた。美味しかったとご満悦だったので母も横からこっそり一口いただいた。
ゴーヤなどの野菜やいりこが入っていてソーメンチャンプルーとはまた違う美味しさだった。しかし、油ソーメンって素麺を一度茹でてからまた油で炒て作るわけで。何とも手の込んだ料理だ。

夜光貝の刺身も最初メニューを見た時は『夜行貝って食べれるのか?!』と半信半疑だったが、コリコリしていて硬めの貝柱のようで意外といけた。他にも新鮮な魚を食べたりアオサの天ぷらや小さめの島バナナは普通のバナナと味は変わらないだろうと期待せず口に運んだところ少し酸味が感じられて美味しかった。

1番のお気に入りは神酒だ。名前にお酒の文字が入っているのでお酒と思っていたら飲むヨーグルトに似ている飲み物だ。パッションフルーツ入りやキウイ入りとプレーンの他にも様々な味があり、飽きさせない飲み物だった。
ちなみに私のお気に入りは1番スッキリした味わいのパッションフルーツ入り神酒だ。


あの奄美大島の旅から帰ってきた日からお土産を眺めたり、持ち帰ったフリーのガイドマップを眺めたりしている。

砂浜でもっと貝殻やシーグラスを集めたらよかったなとかこんなお土産を買ったらよかったな、せっかくだからもっと海の近くに泊まって思いっきり泳げばよかったなとか後悔は尽きない。

郷土愛なんて持ち合わせていなかったのに、あの旅行のおかげでこの地を離れることに少し未練が出てきた。
次行くところは奄美大島への直行便が出ていないらしい。ホームシックにかかるんじゃないだろうか。
(ホームシックではなく、奄美大島シック?)

サポートいただけたのも嬉しかったが、奄美大島の旅についてnoteに投稿できたのも嬉しかった。
サポートそして素敵な機会をありがとう。

ああ、またあの海に潜って魚たちを見たくなってきた。
神酒を飲みながらのんびり夕日やヤドカリたちを眺めたい。
しばらくは集めた貝殻とパパイヤの漬物で我慢しよう。

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