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私を構成する5つの漫画~漫画返せ


私は本ばかり読んできた人間だ。漫画もたくさん読んできた。だが、意外なことに、自宅に本や漫画がほとんどない。本も漫画も図書館に行くかレンタルしていたからだ。
長年お金に困っていたのもあり、なかなか趣味にお金を回せず、本や漫画を購入するとなると清水の舞台から飛び降りるぐらいの覚悟が必要だった。何度も読み返して覚えたいと思うぐらい気に入ったものでないと購入できなかった。とことん気に入った本や漫画は例え一度読み終わって結末が分かっていても購入する。
それらの中で選抜したものが以下5つ。



幽☆遊☆白書


この漫画の影響で私は中学生の一時期腐女子だった。

思春期の一部を腐女子にしたこの罪は思いぞ。


当時は優しい蔵馬が大好きだったが、実は飛影の方が優しいんだろうな、となんとなく感じてはいた。目先の利益だけ、表面だけを見て選択してしまうのは今も悪い癖だ。
大人になった今は桑原が一番好きだ。高身長大卒の仲間思いの最高スペック。
汚い大人になってしまった。。。


紅茶王子


続編もいいが、やはり原点はこっち。
昔、胃腸関係の病で長期入院した後輩に漫画を差し入れたことがあった。差し入れた漫画の一つがこれだった。入院中はほとんど食事が取れないとのことで出来るだけ食べ物を連想させない漫画を貸したかった。まあ、紅茶ならギリギリセーフだろう、で貸してみた。
後輩は男性だったので少女漫画を貸して楽しめるかな?と心配していたが、結構楽しんでいたようで、全巻読みきったと言っていた。本当によかった。
問題は貸した巻数の半分くらいが返されていないことだ。早く返せ。
これをみて心当たりがある人は漫画は借りパクしないで必ず返しなさい。


この漫画の影響で紅茶を飲む趣味ができた。趣味を答えられるのはいいことだ。今でも朝、紅茶を作って水筒に詰めて会社に持っていく。私のところにも紅茶王子がきてほしかったな。


ハチミツとクローバー


山田あゆみのようにスタイルよし、顔よしでも好きな人が好いてくれるとは限らない。
何だか切ない。
この漫画で森田忍が一心不乱に彫刻を彫るシーンがある。なんだかこのシーンがお気に入りで、試験前の辛いときに、手が止まりそうになるとこのページだけを何度も見返した。見返して少し経つと勇気と元気が出て、また勉強に打ち込むことができた。

物事に打ち込んでいる姿は美しい。

その姿に心を打たれていたのかな。


もやしもん

コロナが流行っている今もそうだが、菌が見えたら子供に風邪なんぞひかせないのになあと思う。遊び心があって、内容の他も楽しめる漫画だ。

もやしもんといえば、昔、会社でカレンダーの斡旋販売があり、その中にもやしもんの卓上カレンダーがあった。ここぞとばかりに私は購入し、会社で使用していた。

キャラクターが飛び出すタイプの卓上カレンダーで、日替わりで飛び出すキャラクターを替えていた。だが、知らぬ間に飛び出しているキャラクターが変わっている。なぜ?と思っていたらどうも斡旋販売の主管部署内で「さくらいさんが変なカレンダーを頼んでいた!」と話題になったらしく、どんなカレンダーかこっそり見に来られていたらしい。そしてついでにキャラクターも変えられていたらしい。

みんな仕事しろ。


コジコジ


つい最近まで主人公コジコジのフェイスクッションを会社に持参していた。
腰痛防止が目的で、椅子と背中の間に挟み込むと腰も良い感じだった。


ありがとうコジコジ。


素晴らしいギャグがちりばめられていて、センスが光る。全3巻なのが残念だ。続編を期待していたが、作者の死去で叶わぬ夢となってしまった。

私の一番のお気に入りはコジコジがテストで-5点をとるところだ。最低0点のはずのテストがマイナスになった理由は自分の名前を間違えたからだ。
もう一周回ってかっこいい。



私の子供は今3歳だが、最初に欲しがる漫画はどんな漫画だろうか。
回し読みして感想を言い合えたらいい。
まだまだ先の話だがちょっと楽しみだ。



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