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ホモと学ぶインフェルノイド

はじめに


どうも。足舐め提督です。ターミナルワールドが発売されてから新規を獲得したインフェルノイドですが世代というか人によっては新規情報で初めてインフェルノイドを知った人や新規をきっかけにノイド組み直してみようかなといった人もいるかと思います。
で今も使い続けてる私がインフェルノイドってどんなことするのかまたどういう構築すればいいのかをサンプルレシピも載せて伝えれたらなと思います。
また目次を設けているので復帰勢の人は読みたいところからジャンプしても構いません。
それではどうぞ!

インフェルノイドって何?

そもそもインフェルノイドは2014年11月15日発売のザシークレットエボリューションというパックが初出であり炎属性・悪魔族モンスターのテーマでデカトロンを除くインフェルノイドモンスターは以下の共通の召喚条件を持ちます。
・「このカードは通常召喚できない。 自分フィールドの効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、 自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスターX体を 除外した場合のみ手札(・墓地)から特殊召喚できる。」
つまり効果モンスターのレベルまたはランクが8超えると追加で出せなくなるので複数並べるのが厳しいテーマでまたデカトロンを除くレベル1〜8のノイドモンスターは以下の共通効果を持ちます
「(2):(自分・)相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。」
基本的にはレベル1〜4のノイドモンスターは必要なコストが1体で手札からのみ特殊召喚できて墓地除外効果は相手ターンのみ、5〜8の上級は2体必要とするけど墓地からも出せて墓地除外効果もフリチェでできると覚えると楽かと思われます。
デカトロン及びレベル9と10については少し特殊なのでこの後の固有効果の項で説明します。

・インフェルノイドモンスターの解説及び煉獄魔法罠、相性のいいカード

モンスターのそれぞれの固有効果について画像交えながら解説していきたいと同時にインフェルノイドと相性のいいモンスターを紹介していきたいと思います。(今回はそれに使用者が多いと思われる60枚型のノイドの解説になりますのでご理解お願いしますm(_ _)m)

・インフェルノイドモンスター


・インフェルノイド・デカトロン

出た時にデッキのノイドを墓地に送って名前と効果をコピーしてレベルを上げるホモの欲張りセットみたいなモンスター。
唯一通常召喚できるノイドモンスターであるが故に後述の名推理やモンスターゲートなどの墓地肥やしカードを止めてしまうのがネック。
しかしそれ以上に送ったノイドなら何でもなれる(今何でもって…)恩恵のほうが大きいので3積みしても全然問題ありません
ちなみに1つプチ情報を上げると墓穴の指名者でデカトロンのコピー先を除外してもコピーしたデカトロンの効果は無効化にならない(墓穴は元々のカード名を無効化するため)のを覚えておくと便利

・インフェルノイド・シャイターン

対象のセットカードをチェーンさせずにデッキバウンスできる露払い的なカード。
セットカードを踏みにいくのに最適でレベル1でもあるためリンクリボーやアニマに繋げれるのも偉い

・インフェルノイド・ベルゼブル

相手の表側をバウンスでき、1番除去範囲が広いため個人的には下級ノイドで3積みすることが多いと思います。

・インフェルノイド・ルキフグス

相手モンスターを破壊できるが使用後攻撃不可になる効果を持ちます。
正直打点も破壊効果も心許ない部分もありますがレベル調整的な部分で採用する場合が多いです

・インフェルノイド・アスタロス

ルキフグスの魔法罠版。打点はまあ、及第点ラインではあるけど今のご時世墓地で発動する魔法罠が多く破壊してもアドバンテージそんな得られないのでシャイターンいるならシャイターンが優先しがちな部分があるのでこちらもレベル調整が主な採用部分が大きいです

ここからは2体必要とする上級ノイドの紹介になります

・インフェルノイド・アシュメダイ


戦闘で相手モンスターを破壊してダメージを与えて初めてハンデス効果が使える。
他の上級ノイドと同じコスト要求しときながらその打点と効果はなんなんだよ。
ノイドで使われることない筆頭カードであったけどここ最近アシュメダイくんの評価は上がりました。
なんといってもこいつがいるのといないのとではシンクロモンスターによる展開のしやすさや後述の煉獄の狂宴といったレベル合わせのやりやすさが段違いなのである!
フィールドで出すことはほぼないけど展開のアシストとしてはアシュメダイくんが1番優秀かなと思いますので1採用してもいいかな

・インフェルノイド・ベルフェゴル


攻撃時に相手のEX1枚除外(相手が選べる)
終わり。はい、これだけです。
効果と打点の部分ではアシュメダイくんくらい使われることがないので同じく狂宴のレベル合わせにしかならんカードです。
そしてリンクスで唯一実装されなかったカード
・インフェルノイドヴァエル

インフェルノイドの主力の1体。打点も申し分なくバトルフェイズ終了時と遅いものの対象取らない除外は非常に強力でありレベル7であるが故にランク7やレベル8〜のシンクロにも繋げやすいので1番扱いやすいカードなので3積みされることが多いです

・インフェルノイド・アドラメレク

インフェルノイドの主力その2。戦闘破壊した後に追撃ができて高ダメージが期待できるカード。しかし盤面を戦闘以外で解決できないのでヴァエルよりかは一歩優先度が落ちる。
最後のゲームエンドで使われることが多いです

ここからはコスト3体を要求する最上級インフェルノイド

・インフェルノイド・リリス

出た時に煉獄魔法罠以外を全て破壊とモンスター効果を無効にして除外する効果を持つが出してしまうと制約でノイド出せなくなるので先に上級出してから出すと無駄がないかな
コスト重いけど先攻で出して制圧要因にすることも可

・インフェルノイド・ネヘモス

自身以外のモンスター全破壊と魔法罠の効果を無効にして除外する効果持つがこいつ出して効果使う=基本こいつだけになるからそれだけだと後のリスク大きいのでノイド以外の展開できるモンスターを用意してリンクに繋げて展開できるようにしよう。

・魔法罠について

・煉獄の虚夢

ノイド専用の融合魔法で基本的には2の効果が主に使われます。1の効果でノイドの制約を気にしないで済みますがダメージも半分になるので決めに行くなら並べた後にアスタロスやネヘモスでどかすのがいいかも。

・煉獄の消華

これも基本的には1のサーチ効果が主に使われますが制約はサーチ処理完了後に適用されるためサーチ効果にチェーンしてサイクロンとか幽鬼うさぎされたら制約効果は適用されないことを覚えておくと便利。
また道連れ効果も対象耐性とかに対して有効な場合があるのでこれも覚えておくと便利

・煉獄の狂宴

デッキから条件無視して3体まで出せるという豪快な効果持ってるけどコスト重い上にうらら貰うと大損害になるのでできれば複数セットしたりリリス置いてケアしたいところ主にデカトロン×2ベルフェを出しますがデッキ内のノイドの状況や相手の盤面によって的確に分けることも重要です。

・熾動する煉獄

新規煉獄カードその1。下のインフェルノイド帰還効果が目立ちがちですが後手デッキであるので本質は1の手札交換がメインと考え2の効果は先攻取ってターン返ってきたときに使うことが多くなりそうです。
個人的に新規の中でこれが1番嬉しいですね。
手札来てしまったノイドとかを墓地に纏めて送って手札交換しつつ墓地肥やしカードを引きに行けて事故軽減できるので。
しかもターン1ないので余程のことがない限り3積み推奨。

・煉獄の決界

新規その2。インフェルノイドの打点を上げつつ回収かSSを選べる効果持っててコストや状況を選ばずリリスネヘモスといった最上級インフェルノイドを出せるのはとても強力。
かゆいところに手が届かせるカードではあるけどこれ自体が状況打開できるカードではなく初動につながるわけでもないのでイヴィルで持って来る程度の1積むくらいがいいかなと。


他にも煉獄カードはありますがほぼ使わないのに解説しても仕様がないので主に使うこのあたり覚えておけばとりあえずは大丈夫です。

EXモンスター

・インフェルノイド・イヴィル

除外したノイドのレベル分の種類のノイドを墓地送りと煉獄サーチという夢のようなカードではありますが十分に肥やせるだけの上級ノイドを準備する必要があり虚夢で手札融合すると結局3枚使って出すことになりそこにうらら等当てられると目も当てられないのでやむを得ない場合以外はやはりデッキ融合で出すのが望ましいかなと思います
・インフェルノイド・ティエラ

4つの効果を持ちますが素材の関係上8種類以上の効果を使うことはほぼないので基本的には上2つの効果を使用します。出したあとは置いておくとノイド出せなくなるのでヌトスで破壊するなりグラコンなどのリンク素材にします。
虚夢で確定でノイド7体揃えることができますが烙印やサイバース族デッキなどの墓地で発動するEXモンスターを送らせると余計な妨害を作らせてしまいかねないので相手のデッキの状況によってイヴィルと出す先を考えておくと良いでしょう。

・インフェルノイド・フラッド

新規のインフェルノイドリンクモンスター。
打点も申し分なく除去効果搭載で強力なのですがリンク4+ノイド素材指定でとても重たいが咎姫の登場でデカトロンを墓地から出せばリソースを増やしつつフラッドに繋げれるのは非常にありがたい。
先攻で出しても強いけれど相手ターンで除去効果を使うにはシラユキを墓地に置いておく必要があるのでおろかな埋葬やシューティングライザードラゴンなどで墓地に送っておくのがベター。

相性のいいカード

・隣の芝刈り、名推理、モンスターゲート

1枚でデッキ内のインフェルノイドを複数墓地に送れるカードであり純インフェルノイドデッキにおけるキーカードでありこれ使わないのはノイドを組む意義がないと言っても過言ではありません。
ですが隣の芝刈り以外は多く送れる保証はないのでデカトロンやシラユキなどのNSモンスターの数は調整しておきましょう。(目安としては3〜4くらいでそれより少ないと連続で発動できなくなるリスクが生じて逆に多いとすぐ止まる可能性が高まるのでこのくらいが限度)

・妖精伝記ーシラユキ

60枚及び展開系のデッキの定番カードでありノイドサークルの姫。墓地の魔法罠をコストとして出すことができノイドのリソースを食うことがなくリンクなどの展開補助はもちろんのことノイドであれば上級ノイドの墓地除外効果と合わせて1度のバトルフェイズで2回〜3回攻撃することが可能なので単純火力としても使える非常に優秀なカード。
とはいえ推理ゲートに引っかかるので個人的にはピンで積むのがしっくりくるかなと思います。
先攻でシューティングライザードラゴン出して墓地に送って妨害カードとして使うのも◎

・閃刀カード

インフェルノイドは展開をしていくにつれて消費も激しくなるので閃刀魔法で手軽にリンク数稼げたりエンゲージでサーチしつつおまけのドローで手札増やしたりでき推理ゲートを阻害しないためとても相性いいと言えるでしょう。
基本的には画像の3種類を使いますがお好みでアフターバーナーやウィドウアンカーなどの除去カードを入れるのもいいでしょう。

・三戦の才、号

相手のモンスター効果が発動してからではないと発動できないが故に即効性には欠けるもののどれも非常に強力な効果を持っており芝推理ゲートの確保や展開補助ないしは除去妨害とできる幅の広いカードでありますがこれを複数引いて何もできないといった事態も起こり得るカードでもあります。
ターン内なら状況問わない号はフル積みしても良いですがメインのみとさらに限られてる才は採用優先度が一步低くなりがち。

・ヴォルカニック・クイーン、溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム

相手の妨害モンスターを問答無用で除去できるカードであり壊獣とは違いこれらはNS不可であるため推理ゲートに引っかからないのでノイドではこれらを優先して採用します。
NS権を放棄するため特にモンスターゲートは使いにくくなるのでそこを留意しましょう。
ピュアリィ多そうならクイーン、それ以外ならラヴァ・ゴーレムといった感じで地域で優先度が違うことが多いので地域による分布の傾向で使い分けてください。

・トランザクション・ロールバック

発動する場所によってコピー先が変わるカードで現環境では主にラビュリンスで見ることが多いです。
ノイドでは芝推理ゲートで直接墓地に送って主にコストやタイムラグなしで狂宴をコピーしたり拮抗勝負で全除外といったことをします。
このカードの登場により単純に芝推理ゲートの墓地送りの期待値が上がり、また狂宴が墓地に送られても問題なくなるので非常に強力ではありますが素引きすると何も機能しなくなるので手札捨てれるカードを使ったりアスタロスやリリスで伏せて破壊したりして墓地に送ると良いでしょう。
またできることとできないことが非常に細かいカードでもあり前知識なく使うと思わぬトラブルになりかねないのであらかじめどういう裁定かを粗方調べておくとそういったリスクを減らせます。(詳しくはhttps://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=19049&request_locale=ja)

・ファイヤー・バック

主にデカトロンを蘇生したりコストに使ったノイドを回収しつつ手札補充できるカードで前述した素引きロールバックを墓地に送りつつデカトロン蘇生できるので便利なカードであり回収効果も狂宴の出す先を確保できるので柔軟性の高いカードになります。

・トロイメアリンクモンスター

緩い召喚条件とわかりやすい除去効果を持ち悪魔族でもあるのでノイドでは非常に扱いやすいカードとなります。

・賜炎の咎姫

今環境で大暴れしているカードでありノイドでも大きな活躍が見込めるカード。
このカードの登場でフラッドの出す難易度が下がるだけでなくこのカード自体の打点も高いため上級ノイド出してそのままリーサルまで持っていく運用もできます。

・PSYフレームロード・Ω


除外されてるノイドやロールバックを戻したり場をどかしつつハンデスしたり、墓地リソースを妨害したりできる便利なカードで主に先攻で出すモンスターとなります。

・炎魔刃フレイムタン


単純にコストに使ったノイドを回収でき、そのまま展開に繋げれるカードです。効果が使えなくなるのでデカトロン戻すより他の下級ノイドを戻すと無駄がないと思います。

サンプルレシピ及びこのデッキの使い方


このデッキは後手である以上相手の盤面によって動き方がケースバイケースで変わるためこれ!って感じの確定した回し方というかルートがないのが申し訳ないのですが基本的には下級ノイドや他の除去札で露払いをしつつ本命の芝推理ゲートないしは虚夢でノイドのリソースを作り出しリンクで展開しつつそのまま火力や物量で押し切るのが基本的な流れとなっております。
ただ、ノイドが全体的に除去効果が多くあり、先攻渡された際なにするんやってなるので個人的にニビルケアを考えた目指す盤面パターン考えたので参考になれればとても嬉しいです。

1、Ωリリス狂宴


Ωによるハンデスとリリスの効果無効+狂宴でデカトロン×2+ベルフェでさらに3妨害の計5妨害
相手スタンバイでΩの効果で除外されてるリソース戻せるのも強み

2、マスカレリリス狂宴


マスカレリトルナイトによる1妨害、リリスの効果無効と同じく狂宴での3妨害の計5妨害

この盤面に行きつくまでに最短で4回で1回増えても5回目でリリス着地できるのでニビル直撃は避けられます。
先攻でも基本的芝推理ゲートでリソース作って展開していくことになりますが熾動やロールバックの登場でリソース回収や狂宴が墓地にいっても回収したりコピーしたりできるので強気に使っていけるのもそういう意味では今回の新規はかなりありがたいものです。
一応狂宴とロールバック揃えればフラッドΩリリス狂宴といった盤面もできますけど結構な上振れとリソース要求するし途中でニビル直撃するとケアできないので個人的にはシングル戦でやるのがいいかなと思います。

最後に

ここまで長々と書いてきましたけど新規は確かにどれも優秀ですが根本的な構築はそんな変わらないかなと思いますし今の流行りのスネークアイ混ぜた構築も駄目という気はないのですが個人的にはスネークアイ単体で組んだほうが強くない?と言った意見ですね。
現環境はそこまで先攻ワンキルしてくるデッキは見られなく、覇王魔術師やセンチュリオンといった展開系は周り切られたらラヴァゴとかないとほぼ絶望的ですけど大抵のミッドレンジ系は知識ときちんとリソースさえ確保できれば物量で押し切れる(烙印はロックされたら死だけどね)ので可能性がある環境ですしイラストも設定もまた戦況を覆す戦い方もとても魅力なテーマでありますので是非ともオススメしたいテーマです!

ここまで読んで頂きありがとうございました!

また機会があれば書きたいと思います!
ではノシ


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