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はちみつ屋 社長手記『蜂労記』

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私は九州から北海道まで、毎年現地へ行きお天気やまわりの花やミツバチを 見ながら、移動養蜂家や定置養蜂家と共に蜂蜜を厳選し仕入れています。 豊作の時や不作の時もあり、1年間に色々楽…
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2022年5月の記事一覧

蜂労記 第5回 「れんげ蜜」

蜂労記 第5回 「れんげ蜜」

私が蜂蜜問屋で働いていた頃はやはり「れんげ」の蜂蜜が一番高級でした。それでも今よりかなり安く手に入っていました。
今ではれんげ畑を見る事も減り、現在の様にほとんど手に入らない蜜になってからはもう15年くらい経ちます。

原因のひとつはアルファルファタコゾウムシという虫です。
この虫がれんげの花芽を食べてしまうのです。一瞬で一面のれんげの花は食べ尽くされてしまいます。

何十年も研究をしているそうで

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