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懐古厨だった私と過去ライブ配信に新曲発表を添えて

むかしといっても4年か3年くらい前とか。わたしはスマイレージや9人アンジュルムの随分な懐古厨だったと思う。
懐古厨という言葉を一応説明すると「昔のほうがよかった」といつまでののたまう消費者・ファンのことを指す。

私はスマイレージとアンジュルムが好きだ。それは今でも変わらず。
スマイレージは2009年に活動開始、2014年まで存在したグループ。改名してアンジュルムになった。
2019年にはグループが発足して一応10周年だったのだが、特に公式からのアナウンスはなかったので事務所は明確にスマイレージとアンジュルムを切り分けているのかもしれない。ちなみにアンジュルムになってから今年で5周年だ。

私が一体なにに懐古していたのかというと「楽曲」と「パフォーマンス」だ。

楽曲はスマイレージ時代のつんく楽曲をまったくやらないツアーなどもあったので、スマイレージ楽曲が大大大好きなわたしにとっては非常につらかった。
しかも当時アンジュルムは楽曲数がそれほど豊富でもなく、それなのになぜ大事な財産であるスマイレージ楽曲を使わないのか疑問でならなくて度々悲しみと怒りが噴出していた
アンジュルムがスマイレージの曲を歌うことが当たり前じゃなかったのがすごく寂しかった。だから懐古した。

ふたつ目はパフォーマンス。アンジュルムは加入と卒業を繰り返すアイドルグループなので人の入れ替わりがある。あるなんてもんじゃないぐらいある(2019年には5人の卒業者(見込み含め)が出た)。
人の入れ替わりが激しいとどうなるかというと、パフォーマンスの安定感が揺らぐ。崩れるとまではいかないしどんな時代も思い返せば楽しかったが間違いなく揺らぎはあった。そしてそれは今でもある。

そんな私が懐古心をすっかりなくしていたことに先日プレミア配信された「十人十色+」のライブ映像を見て気づかされた。
メンバーもヲタクも言う。大大大好きなライブだと。メンバーが言うのとヲタクが言うのとではちょっとニュアンスが異なる部分があるが、みんな心に懐古厨を飼っている。
中には露骨に「あの頃はよかった。今は……」というニュアンスの言葉を漏らす人もいた。
あと実はメンバーが必要以上に「あの頃」の写真を持ち出すのも正直ちょっとしんどくなっている自分もいる。

私も見ていて確かに懐かしいな~って思った。現場にも行ったしブルーレイ持ってるけどあまり見返すこともないから。
でもそれよりも、この動画内であった新曲の発表に私は一番沸いた。

その時私は、今なによりも嬉しくて喜べて幸せなのは、現在のメンバーたちの新たな活動なんだと本当に心からそう思った。
この気持ちが懐古厨からの改心なのかといえばそうではない。だって私にはまだ推しがいる。推しがいるから現在がいいと思えているだけなのだ。偽りめいた改心でしかない。

推しがいるから懐古しなくて済んでるだけなのだ。推しは成長しているがいい意味で変わらない。彼女の活動環境は変わったけれど、推しは確かに今もアンジュルムにいてくれている。同期が全員いなくなって、さらには頼れる後輩の卒業も見送る。でも居てくれている。その安心感に救われている。


傍から見ればおかしな気持ちの変化かもしれない。では私が懐古していたのは「楽曲」と「パフォーマンス」は解消されたのか。

楽曲についてはたしかに今も活かしきれていない感じはあるし、後輩たちに継承できたのか?と言われれば答えはノーだと思う。これに関してはもう若干諦めてしまっている。今でも聴いたら沸くけど。十二分に。
ちょっと悲しい気持ちはたしかに今もあるけど、完全に捨てきれてはいないけど、推しがいてくれるだけでいいなって思っちゃってるからなんとか誤魔化されている。

パフォーマンスに関しては推しが成長し続けているので後ろを振り向く必要性を感じなくなっていった。
卒業していったメンバーのことは大切な思い出としてガラスケースに飾ってある。たまに「この時もよかった」と思い返すことはあるけど(十人十色+ライブ配信のように)、現在の推しを見たら思い出を振り返りすぎずに済む。

まあしかし卒業者多数だった2019年を鑑みると、十人十色+配信の中に新曲リリース発表&MVチラ見せしたのは、今思えば懐古している人間も沢山いるだろう中での発表だったからわりと諸刃の剣だったかもしれない。
すっげえ思い切りだな。そんなこと誰も考えてないかもしれないけど。

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