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20240412 無理をして生きてきた人 加藤諦三

 

愛着の本を読むと、二人の人を思い出してしまう
あの人は、いつも○○だったな~とか、急に怒りを吐露するなど…
もう一人は、引く受けなくても良いような仕事をしていた、緊張感の漂う言動があった…
そして、その人の過去に思いを馳せてしまう

自分の鈍感力は、生育環境で育まれたものなのか、自分の周りに良い人が多かったのかは、分からないので、後者と思って感謝して生きていこう

会社も同じ構造

家族の中で、我慢するひとと、わがままな人とが出てくる。これが心理的に病んだ集団の構造である
おかしくなって当たり前なのに、今日まで生き延びてきたということはすごいこと
親が嫌いだったことまで、意識しないと救われない
嫌いな人にしがみつかれて生きている

会社も同じ構造がある、
人も会社も存続してきたには、様々な努力があった。今から見ると滑稽で不適切だったかもしれないが、当時は最善と思っていたのだ
そうやって、自分の努力を認め、対峙対象を見極めれれば、解決に向かう

この子は、親をうらむ、親に向かって出ていけ!と怒鳴ることができた子供は解決がつく

周囲に敵もいる

ずるさは弱さに敏感である
→実際にいる、もう一人の人はその餌食になっていたように思う
#パワハラ依存症

自分の解釈

不愉快になった時、こんな考えを抱けたら、大人な感じがする
「ああ、自分はこんなにも、人から褒められたがっているのだ、まだ心理的に幼稚なんだな」

もしあなたが、落ち込んだ時には、ねばならないという考え方を探しなさい
アルバート・エリス

いつも、適切に対処できないからといって、自分を駄目な人間と思う必要はない

トラブルを小さな段階で処理するにしても、決断と具体的計画の覚悟の三つが必要

自分の過去を再解釈する

鳥は音を聞かなければ、鳴くということを学習できない
同じように、うつ病者も楽しいという経験をしなければ、楽しいということを学習できない

小さいころから、ありのままの自分には価値がないと思い込まされている

対象喪失の第一次的な影響はうつ病である
今の自分は過去の集積なのである

「記憶の凍結された恐怖」、「記憶に凍結された不快感」

自分の現在を再解釈する

不安定性愛着:関係が不安定であるから、絶えず「つながり」を確認しなければならない。大人になっての経験する不愉快なことは小さい頃の不安定性愛着が原因であることが多い

自分の思い通りに相手が動いて当たり前と感じている人は共生的な人

失敗を、能力の欠如と解釈すると学習性無力感は克服されない
自分にとって大切な人の不機嫌を軽く受け流し、機嫌が良くなるのを待つことができるようになって、分離が完成したということであろう

不釣り合いなほど激しく怒る
蓄積された感情的記憶が刺激された、過去から溜め込まれた怒りに火が付いた

不幸を受け入れられない人とは、恵まれた人を見て「なぜ、俺の人生だけが、こんなに苦しいのだ」という不公平感を持っている、生きるのが不満になる

悩んでいる人の視点は、不満。つまり悩むこと、文句を言うことが主眼で、問題を解決することが主眼ではない
→悩みを解決されたくない人がいる

自分の変え方

エレン・ランガーに治療を受けていた人は、「私は変わろう」という気持ちが強い

彼らは、大いに楽しんでいた行動を、別の視点から変えようとしていた
それよりも、ポジティブなものを2つ選んだ方が良い

ノイローゼが治らない人は、既存の人間関係を変えることができないひと
付き合う人と読む本を変えなけれな、夢を持っていても人生は変わらない

自分だけではないことに気づくのが、新しい情報に心を開かれているということである

#無理をして生きてきた人
#加藤諦三

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