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20221010 パワハラ依存症 加藤諦三 を読んで


気になる言葉

相手に恥をかかせることが目的
パワハラする人の長年にわたって積み重ねられ、隠された怒りが表現される。その時、心が癒される
今までの長年にわたる悔しい気持ちをある人に向かって放出している

本質的な問題は心の病んだ人の職場で残業が多いこと
日本の労働生産性の向上施策の失敗は、心理的要因の無視

いじめられる人間は、自分を知らない
いじめられる人間には隠された憎しみがある。自分の無意識にある憎しみに気が付いていない。その無意識にある憎しみ、拒絶がパワハラする側のいじめを誘っている

頑張ってもうまくいかない人は、意志はあるが愛はない

真の原因は、その人がその時期その時期の心理的課題を解決してこないままに生きてきた

執着的性格傾向(頑固おやじ、倹約)系加工は、物質窮乏型社会にあって、上手く機能した

ネクロフィラスの人は人をけなす。
→バイオフィラスの人は、せめて理解しようとするのか?

人間は人を愛することと憎むことの葛藤中にいる
そうでない人、憎しみ、自己中心性、わがままが特徴

ファイトバックする心構え
子供をおかしくしているのは、家庭の空気→会社の空気、コミュニティの空気でもある
人の不幸は蜜の味、日常生活でも、相手を困らせて喜んでいる場面に出くわさないだろうか?

良き変化には感動せず、悪いことは指摘する
出番のないビジネスパーソンにとって、部下の不幸は生きがいになる

パワハラする人は、破壊に協力してくれる人を愛する
パワハラは生きがい

いつも自分に執着している、自分は今、人にどう思われているか、自分の子の姿を、どんなふうに人は見ているのか、そればかりが気になる

家族中で鬱になる人とそうでない人がいる。
家族中の矛盾を、みんなその人にしわ寄せして解決しているから→会社でも同じ。
マイナスの感情を放電する能力がない

憎しみを持っている人が、どうして人と打ち解けることができようか?

パワハラする彼らにとって、最高の価値は、秩序と安定。
他人との関係において、親しさは脅威。疎遠になるか、完全に所有するか
ずるい人、ずるさは弱さに敏感である

その人を取り巻く状況が、脅威に満ちていると、本人が感じているか?
不安な人は、一般的に他人を侮辱する

パワハラは依存症

対応のひとつは、「自分のペースでやろうとすること」

ネクロフィラスな上司は部下の弱点を見つける。そして、侮辱を与えることに情熱を傾ける。攻撃性は安全なところに向けられる。そしてずるさは弱さに敏感である

愛の仮面を被ったサディストは質が悪い
整頓せずにはいられない→彼は空間を支配する。(散らかさずにはいられない)
非合理的な時間厳守によって、時間を支配する。(自分だけ守らないことも)
強迫的な清潔好きによって、汚れた世界を支配する(汚すこともある)

欲求が阻止されて敵意を持った。その敵意をストレートに表現できなくて不安になった。したがって不安な人は隠された敵意があるから、些細なことでもすぐに怒る。

パワハラするひと、自分が暗い気持ちを誘発する。そのうえで、その暗い気持ちを攻撃する

不幸になるだけの努力がある

パワハラに苦しめられている人の弱点は、相手を見ないということ
パワハラする人はいかにずるいひとであるか、相手がサディストであることも見抜けていないし、深刻な劣等感からの支配欲の強さも気が付いていない

相手の顔色を見るのと、相手の心を見るのはちがう
弱さはずるさに鈍感で、ずるさは弱さに敏感である

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