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20210123 文明の衝突と21世紀の日本 サミュエル・ハンチントンを読んで

世界情勢を理解できる

イスラム文明では、他の文明より争う数が多い
イスラムには、リーダーシップを行使して、規律を正すような中核国家が存在しないから
若者が人口の20%以上を占めると社会は不安定になる

アメリカの一極って

アメリカは、世界がたかも一極体制にあるかのように振る舞いがち

国家は、権力と富の追求であるが、文化的な嗜好や共通の特徴、あるいは相違点も方向付けの要因となっている

パワーは対立を促し、共通の文化は協調を促す
他国との協調は地域大国の影響力を封じ込めるという共通の利益にかなっている

世界最強の大国に立ち向かったとして称賛される
→北朝鮮、サダムフセイン…

文明とは

文明という考え方は、18世紀フランスの思想家によって、「未開状態」の対極あるもの
文明は人を文化的に分類する最上位の範疇である

偉大な宗教は偉大な文明を支える基礎である
5番目の仏教はそうではない

長引く戦争

戦争が激しくて暴力的なのは、異なる神を信じることが原因であることが多い

国際的なネットワークのため、このような援助が進みその援助で当事者が長く戦えるようになった
→ウクライナの戦争が長引くのはこのためかな~~

普遍主義を放棄して多様性を受け容れ、共通性を追求することである。

日本のこと

日本がそうするためには、次の点で自信をもてるかどうかによる

日本人の多くのように、「冷戦が終わってから、冷戦後の世界を考え始める」のでは、既に認識上の”敗者”となることが運命づけられている

アメリカの国益とハンチントン

中国は人類史上最大の勢力なのだ
→アメリカ中止的な感じがする

アメリカのアイデンティティと大きな国益を守らねばという、ハンチントンの使命感、危機感がある

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