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20240504 体験格差 今井悠介


体験を、贅沢品ではなく、必需品であると真に捉え直していく

体験の有無による、社会情動的スキルを伸ばす機会への影響

親にとっての時間的な負担が(お金以外の)壁となり、子どもが「体験」の場に参加することを難しくしてしまう

自分で勝手に体験はできない

仕事体験プログラムは毎年人気ですが、こうしたイベントには、情報感度の高い人たちの申し込みが集まり、すぐに枠が埋まってしまいます。そのため主催企業もそこまで積極的な工法をしません。低所得家庭の元には、こうした情報がなかなか届かないんです

経済的な余裕

「親の収入」と「子どもの参加率」との間に明白な関係が見られた
家庭の経済力の方が、子どもたちにとっての機会の大小による強く関係していると捉えてよいだろう

都市部の世帯年収600万以上の家庭は、(それより低い家庭の)3倍以上の支出を行う

一時的に保たれていたバランスを崩す出来事が起きたとき、その困難を何とか乗り越えるための経済的、時間的、精神的余裕が乏しい

諦めさせた?

子どもがやってみたいと思う体験をあきらめさせたことがあるか?
辛い経験だけど、本人を強くしたと言える


届きにくい、相談しにくい

親御さん同士でのやり取りは?
そういう人は一人もいないんです。相手がどんな状況か分からないので、色々と聞いたら傷つけたり、つらい思いをさせたりとかもあるかなって思うと、あまり踏み込めなくて、だから、一番知りたいことは聞けないんです。友達は欲しいんですけど、でも…

なんでこんなことになったのかなぁって、思ったりします

困った時に安心して相談できるのは、本当の他人ですね

自分の中で解決してしまうタイプ、自分で考えるっていうか、誰かに言う方が苦手

環境が子供の成育に

我慢の環境では、我慢が当たり前に、
本がたくさんある家庭で育った子供が本好きになりやすいこと

自分の子ども時代を振り返ると、お出かけなどほとんどなかった~
それでも生きていける環境だった
現代社会が、社会情緒的スキルを必要としている。その醸成には、体験が必要ということなのか?

#体験格差
#今井悠介

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