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20231212 見えないから、気づく 浅川智恵子を読んで

障碍者、健常者双方がどう向き合うか


私を含め、みんな経験がなかった。いったいそのような違いを受け容れていくことが正しいのか。自分たちの行為や言動が、相手からみた時にどのような意味を持つのか・障害とどのように向き合うべきなのか。社会は全くと言っていいほど、こうした議論に不慣れであり、多数派側からはもちろん、少数派側からも模索はされていなかったように思う
→初めてのことは手探り。ここではよりよい関係を気づこうとする前提があり、とても大事

盲学校へ入学するかどうか、悩んでいた暗黒時代の私に教えてあげたい、。前に進め、Keep going! 信念をもって、進めば、仲間も増え道は拓けるのだと

目の見えないあなただからこそ、ユーザーの気持ちが分かるのですね

必要は発明の母、イノベーション

日常的に使わているテクノロジーには、障碍者がきっかけになって発明されているのがたくさんある。
例えば、電話

視覚的には分かりやすくレイアウトされているので、晴眼者であればウェブページをみて、大量の情報の中から必要なものを選択するのはたやすい

使いやすさを向上するために、液晶ディスプレーやタッチパネルを搭載した家電が増えている。視覚障碍者はこうした家電を操作することが難しい。しかし、スマホと家電がつながってくれれば、スマホのアクセシビリティ機能を使って容易に家電の操作が可能である

点字編集システム(こうしたテクノロジー)は、最初のステップが難しくては決して広がらない。普通の人がなるべく抵抗なく使えるようにしないと普及は望めない

様々な視点が交差したところに、イノベーション

視覚障碍者が、状況に合わせて選択できる自由を持てるようにする
たとえユーザーが自己責任において、新たな技術を利用しても、万が一事故が起きた時に誰が責任をとるのかといった議論が日本では延々と行われる
日本がイノベーションを起こしにくい国となった原因のひとつが、こうした社会実装の壁

素人発想、玄人実行の法則

自分で行動を起こさなければ、何も進まない

スーツケースを前に押して歩いてみると
スーツケースが先に壁にぶつかってくれた。段差では先に落ちてくれた。
→ニュートンのリンゴと同じ

あなたはそれ(その賞)に相応しい人だ

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