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【人生初の即興劇。自分のできない事をやること。社会の価値観とは真逆を行くこと】

去年のとある日、人生初の即興劇に参加してきました。
観劇してきたの?いや、何と演じる方です。

劇団「プラトンの国家」。
イベント名は「浜辺で爆発ジャーナリズム」

開催の3ヶ月前に決まったのは、「何も決めずに本番を迎えること」!
それだけ。
会場の下見を(飲み会のついでに)一回しただけで、
マジで何も決めない。
開催当日まで、ホントに何も決まってない。

開始1時間前に、会場に集合。
会場なのに何やるのか全く聞かされてない会場の店長さんも半笑いw
(ココで全くイライラしてないのが器の大きさ)

演者の一人の歌崎さんが唐突に絵の具を取り出し、真っ黄色のボディペイントを始める。
「堀さん、背中塗ってもらっていいすか」
ピップエレキバンを剥がしつつ、背中に塗り塗り。足にもヌリヌリ。
始まる前から何ともシュールな光景。
漫画やアニメで良く見るチリチリヘアーのかつらを被り、
あっという間に黄鬼が爆誕!

演者のひとり、織田さん爆笑。
その場で、
「鬼の姿のまま塩屋駅前の鬼平コロッケ(鬼だけに)で買い物し、
 会場まで歩いてくる姿を会場で実況中継する」ことが決まる。

そんな感じで始まった即興劇。
爆笑しているお客さん、
明らかに苦虫を噛み潰したような顔をしているお客さん(笑)
マジで台本が全くない45分間。すごい空間でした。

これ、本当に豊かな時間でした。
なんで、というと、本当に生産性の無い、
効率という言葉からは対極にある空間だからです。

「自分の役に立つから」
という視点を持ってたら絶対に参加できない。
なんせ、説明も何もない。
そこに「えいやっ」と飛び込める人たちだけが参加し、楽しんでくれる。

そして、僕自身も。
即興のノリでなにかをやる、
というのはとても苦手。
でも、自分なりの工夫で飛び込んでみたら、
めっちゃ楽しかった。

自分の価値観がグルリとたこ焼きの如くひっくり返るような、
そんな体験をさせてもらいました。
きっと、参加いただいたお客さんも、
同じように楽しんでくれるのではないか、な!!

そんな劇団が、なんと再来日!
日程は、6月6日(木)19時より開始。
会場は、塩屋のhesoさんにて!

全塩屋が泣いた即興劇!刮目せよ!
【申し込みページ】
https://www.facebook.com/share/dW2Hwuvw1jenfC9c/

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