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銭湯の思い出♨️

♨️銭湯初体験だった♨️牛嶋湯(墨田区)♨️

子どもの頃から銭湯は身近にある
場所だった♨️

私の産まれは東京都墨田区
今ではスカイツリーができ、地下鉄もたくさん
通るようになった🚃街だが、スカイツリーの
できる前、私が若い頃過ごした昭和の終わり〜平成最初の頃までは、際立って目立つようなモノがある街ではなかった。

しかし、「季節を感じるには」でも書いたが、
私の住んでいた東京墨田区、あそこらへんの人は今でも、季節ごとのお祭りやイベント、風習で時を感じている。
春は隅田川の桜🌸
夏は隅田川花火🎆
秋は祭り⛩
冬は浅草酉の市や浅草寺初詣
と言ったように。

東京の真ん中だけど、緑も多く、人の人情も熱い。そんな中で私は子どもの頃育った。

家のすぐそばに牛嶋湯という銭湯があった♨️

明治以降隅田川の本所地区一部を牛嶋と呼び、
そこに鎮座まします牛嶋神社⛩その名前からの由来だと思う。

子どもの頃、銭湯の初体験は父に連れられた牛嶋湯だった。小学校になり友達ができてからも、遊んだ後、銭湯で潜ったり、石鹸を体に塗ってタイルを滑ったり、銭湯が遊び場そのものだった。

牛嶋湯には小さな中庭があり、鯉のいる池があった。

隅田公園に釣り堀があり、よくそこで釣りをした🐟釣りといっても竿や道具がある訳でもなく、お金も小学生ではあまり持っていない。

公園で竿になりそうな木の枝を拾って、友達何人かで1人50円づつ出し合い、釣り糸、針、エサを釣り堀近くの売店で買い、拾ってきた枝にくくりつけ、簡単な釣り竿を作った。ウキは1つ100円したから買えなかった。

でもその竿がなかなかのモノだった🎣
 
釣り堀使用料30円を払い、半日,一日中釣っていたこともあった。そんなに広くない場所だったからか、エサ針を投げて1分もしないうちにチョコチョコと魚が突く感触があり、ぐいっと引っ張られたら引くだけ🐟毎回十匹以上は釣ったと思う。
その時の釣り堀のルールで.釣った魚一匹は持ち帰ることができた。ある時、私はとんでもなくデカい鯉を釣り上げ、周りで釣っていたおじさん達は、その鯉は公園の釣り堀の主だとちょっとした大騒ぎになった。

今思えば、その主は釣り堀に返してあげるべきだったとちょっと後悔してるが😅当時の私は迷わずその主をもらった!持ち帰り用のビニール袋に入るか入らないぐらいの大きな鯉だった🐟

その鯉を我々は有効活用した🐟

釣りが終わった後、その牛嶋湯に行き、牛嶋湯の番台のおじさんに鯉釣ってきたよと渡すのである。そうするとおじさんは鯉を中庭の池に投げ入れ、お返しにアイスをくれる🍧

お風呂でさっぱりした後にもらったアイスを友達と食べた、懐かしい思い出。

そんな牛嶋湯も確か昭和の終わりだったか、廃業され今では跡地はマンションになってしまった。

#銭湯
#隅田公園
#牛嶋湯

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