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【本日のハンド】2022/02/10 ハンドリーディングでブラフを見抜く!

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リバーで相手から大きめのベット。少し怪しいな、と感じてコールしたところ、相手はブラフだった。

怪しいと感じた理由を振り返ってみる。

キャプチャ1

ここはレイズしても、コールでもよい。私は今回、レイズを選択した。

キャプチャ2

ペアボードで5をヒットさせた。そのうえ、バックドアフラッシュドローもある。相手がいない可能性もあるものの、このようなペアボードでは幅広いハンドでベットしてよい。

今回はヒットさせているため、喜んでベット。

キャプチャ3

すると相手からレイズ。ミニマムレイズを使われた。ヒットしていて降りるのは、消極的すぎて損失を出してしまう。相手のハンドにQがある可能性を考えつつ、コール。ターンカードで方針を考える。

キャプチャ4

ターンは、6d。ダイヤなので、フラッシュドローがついた。フロップは相手のレイズで終わったため、ターンでもベットされる可能性あり。しかし、今回は簡単に降りたりしないぜ!

ターンはチェック。ここまで解説したものの、フラッシュを引けない可能性もあるので、ポットは必要以上に増やさない。チェックコール体制で問題なし。すると、相手はチェックバックをしてきて、リバーに進んだ。

キャプチャ5

リバーは、8s。こちらに進展がないため、チェック。

キャプチャ6

すると、相手から約75%ポットベット。

相手はターンでチェックした。もしもQを持っているならば、チェックバックするだろうか。バリューのチャンスを逃したうえで、フラッシュドローを相手にフリーカード(リスクゼロでドローできる)を許してしまう。そのように考えて、まずはQ持ちの可能性を減らした。

次に、相手がポケットを持っているかどうか。

・99~JJ
 可能性もあるが、コンボ数自体は少ない。バリューターゲットが8ヒット以下になるため、75%ポットベットは適していないのでは? ベット額から、違和感を感じる。おそらく違う。

・88
「ナイス!」といいつつ、運が悪かったと思うしかない。

・77
 ショウダウンバリューがあり、ベットする必要はなし。おそらく違う。

・66
 ターンチェックバックをしておき、リバーでQ持ちをバリューターゲットにすることができる。66を持っているならば、ベットラインに違和感は少ない。コンボ数が少ないものの、相手次第では考慮する必要がある。

最後に、8ヒットや6ヒットを持っている場合。ここまでの額ベットしなくてもショウダウンバリューがある。ベットするにしても、ここまでの額は選択しない。なんならチェックでよい。


納得のいくバリューベットが少ないため、今回はコールして、ポットを獲得できた。結果的に今回は成功したが、当然バリューベットであるケースは存在する。大切なのは、「相手のベットにバリューとブラフがどれくらいの割合で含まれているか」だ。そのバランスが偏っていると、そこがリーク(弱点)となり、突かれてしまう。

自身のプレーラインについても同様で、「自分のベットラインに最強の可能性やブラフの可能性を残せているか」を意識していきたい。

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