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【お便りコーナー】AAのときほど、レンジを意識せよ

アミューズの友人であるケンボさん(仮名)からのお便り。KKPOKERでAAが配られた時の対応について、教えてもらえた。

プレイ履歴を振り返りながら、アクションを分析してみる。

キャプチャ1

プリフロップは当然のレイズ。BTNとBBからコールが入る。

キャプチャ2

フロップでBBがチェック。ここでAAを持っているとベットしたくなる、そこのあなた!! 落ち着いてください。チェックも考えてください(´;ω;`)

プリフロップでUTGがオープンするレンジに、JJ+や10xがどれくらい含まれているか、という話。一定数あるものの、むしろ、ヒットしていないAxとか、ツーオーバーの割合が多くありそう。

そんなわけで、レンジを意識するなら、チェックも選択肢に入れましょう。今回、ケンボさんはチェック。

キャプチャ3

そして、BTNからの1/2ポットベット。ケンボさんは3倍レイズして、BTNがコール。

キャプチャ4

ターンは、9s。ケンボさんはチェック。

BTNの方が、9を持っている可能性が高い。ここはチェックで問題なさそう。

キャプチャ5

そして、BTNから1/2ポットベット。それに対して、コール。

ここでBTNは、9ヒット以外にも、10ヒットやドロー系でベットしてくる可能性がある。BTNのレンジには、AAで勝っているものが多く含まれているため、フォールドはできない。

キャプチャ6

リバーは、5s。どちらにも関係なさそうな、いわゆるラグ。

ケンボさんはチェック。ターンで相手が強い主張をしてきており、リバーは前回のハンドランキングに影響の少ないラグ。当然の様子見。

キャプチャ7

相手からの1/2ポットベットがあり、ケンボさんはオールインを選択。BTNからコールされ、44がでてきた。

Snowie上では、相手からのベットに対して、「コール」となっている。おそらく、相手のベットに対してオールインをかぶせた場合、以下の条件に見合うのが少ないからだろう。

・オールインにコールをしてもらえる。
・コールをしてくるレンジに対して、AAで勝っている割合が多い。

ショウダウンバリューのあるハンドについては、リバーでチェックバックするものが多い。例えば、4ヒット、5ヒット、一部の10ヒットなどだ。そのため、ここでベットしてくるのは、10ヒットキッカー強や9ヒットなどの強いハンドと、ドローミスやハイカードの弱いハンドになる。

今回のオールインに対して、BTNは弱いハンドだとコールできない。一方でBTNがコールできるのは、9ヒットやフルハウスのようなものから、10ヒットのキッカー強くらいだろう。

つまり、相手のハンドレンジでAAが勝っているもの、AAで負けているものの割合を把握できれば、UTGオールインが適切なアクションとなることもあるのだ。Snowieは、オールインコールに対するAAの勝率が割に合わないとして、UTGのチェックコールをおすすめしている。


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