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海外の人との会話で、何を話すか?

最近は、グローバルという言葉を聞く機会が増えた。

インターネットが発達し、スマホやSNSを活用する人々が増えている。このことだけでも、国を超えた情報のやりとりが発生しており、以前と比べてグローバル化していることは納得できる。

これからの時代、日本国内にいたとしても、海外とのやりとりは当たり前となる。そして、海外からの旅行客といったインバウンドも期待できる。

そうなると、私たちは外国語、例えば英語を話せるようにしなければならない。当然業種や職種によって、必要性が少ない人もいるだろう。

ただ、駅のホームで、海外からの旅行客から「〇〇に行きたいんだけど、どこのホームに移動すればよい?」とか、英語で聞かれることあるでしょ??
(もしかして私だけなのだろうか…)

もしも今は違うとしても、将来に英語を話す機会があるかもしれない。そして、もしもあなたが海外の方との会話に加わりたい場合、英語が話せるだけでは不十分だ。そう、ここにきて話題選びに困るのである。

海外の方と話をするのに、相手にあわせないといけない。例えば英国人とスムーズに話すためであれば、シェークスピアやハムレットのような演劇を履修しておかねば!!

もしもあなたがそのように考えているならば、ベストな対応でないかもしれない。相手の立場にたって考えてみてほしい。シェークスピアやハムレットについて、英国人の方が詳しいだろう。それにもかかわらず、どこともしれない日本人が付け焼刃で履修した内容をもって、ほめたたえてきたとしよう。

英国人としては、その努力に悪い気はしない。しかし、すでに知った内容なので、新しい気付きや面白みは感じづらいだろう。そのまま当たり障りのない会話となり、あなたは不特定多数の1人に埋もれること、間違いなしだ。

じゃあ、どうすればよかったのか。話題は、あなたの国民性や個人を際立たせるものから選ぶとよい。例えば、日本の古典ということであれば、かぐや姫はどうだろう。竹から生まれた姫が、最後は月に帰ってしまう物語。この物語の概要、魅力を適切に伝えられると、英国人は日本だけでなく、あなた自身にも興味を持つだろう。そして、英国人は自分に刺激を与えてくれる存在として、ビジネスもしくはプライベートで連絡をとりたいと思うだろう。

かぐや姫は例であり、日本特有のものは数多くある。日本の歴史、文化遺産、食べ物、秋葉メイド、あとは私の好きなアニメとか。

グローバルな人材を目指すならば、外国語、例えば英語を話せることが前提だ。だが、英語はあくまでコミュニケーションツール。何を伝えるかが大切となる。相手に応じて適切な話題を用意できるか、これが一番大切なのかもしれない。

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