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【観戦日記】しまざとが斬る!! ver11
KKでマルチプレイヤーとなった際、どのように立ち回るのがよいか、分析してみる。
プリフロップは当然オープンレイズ。3プレイヤーからコールが入った。
対戦相手は、CO、SB、BB。SBとBBがチェック。UTGはチェックが正解のようだ。
KKでチェックってどういうこと(*_*)?
詳細をみていく。
Snowie先生いわく、KKはチェックで間違いないらしい。
これは、「1/4ポットベットするか」「チェックするか」で考えたときに、KKをチェックレンジにまわすということ。
KKをチェックにするなら、どのハンドで1/4ポットベットするか、これが気になる。
あくまでSnowie先生の場合だが、下記になりそうだ。
・セット(88、66)
・フラドロ
・ミドルポケット(JJ、TT、99)
推測になるものの、ターゲットの有無が関係している。
セットでもQQはチェック、88と66はベットとなるのは、「Qxのように、ターゲットがいるか」がポイントだと考えられる。
同様の考えで、AAやKKを持っていると、相手にあるAQやKQをブロックしており、ターゲットを減らしてしまっている。
また、チェックレンジを強くする目的もあるため、少なくともQヒット以上の中で、一定数はチェックレンジに残しておきたい。
UTGチェック後、COからベット。そこにSBがコール。
ここでUTGはコールをしているが、おそらくエクスプロイト寄りのアクションだと思われる。
COがドロー系であればチェックを選択するはず。それにもかかわらずベットしてくるということは、何かしらのヒット(それなりの確率でQ)を持っていそうだ。
Qでないなら88や66ということになるため、リレイズがありうる。
フロップではコールにとどめて、相手のハンドが88や66なのか、Qxなのか、ターン以降で判断する方針だろう。
ターンは、9d。SBはチェック。
フロップで考慮した内容を踏まえて、ここはチェック。COのアクションからハンドを予想しにいく。
COはチェック。88や66であれば、リバーの1枚ストレートを警戒して、ターンでベットするはず。COはQxを持っていそうだ。
リバーは、5c。SBはチェック。
ターンが全員チェック(チェックアラウンド)だった。
もしもSBが7を持っている場合、リバーはベットできるはず。そのため、SBはストレートではなさそう。チェックレイズされたときだけ、ストレートを疑うようにする。
一方、COについては、ターン時点でQxと予想している。そのため、COのプリフロップコールレンジでQxとなると、Qヒットのワンペアどまり。
KKを持っているUTGとしては、COのQヒットからシンバリューを取りにいくことが正当化される。
そして、見事にバリューをとりきって勝利となった。
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