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年間200作品読んだマンガ好きのオススメPart2

ちゃんとタイトルを付けることにしたわ。第二弾なのにね。オススメマンガ紹介第二弾やりましょう。


サスペンスミステリーなら

サスペンス系で『奈落の羊』をオススメする。主人公は生配信での成功を目指す大学生。彼がネカフェで出会った援交少女。その子を利用し視聴者を増やそうとする。ただ利用しているだけだったはずの主人公の心情と、彼女と主人公を取り巻く環境の闇の深さを描いている。

性と金、そして裏社会の複雑な絡み方。自堕落に金稼ぎをしようとする主人公と「おもちゃ」でしかない少女の行先はどうなるのか。

6巻と短めで読みやすい長さでありながら、社会の影の部分を彷徨うような作品。現在進行形で同じ境遇の人がいてもおかしくないはずだ。決して社会派とは感じなかったが面白い作品だった。

他にサスペンスミステリーマンガでは『監禁嬢』『生贄投票』『DEAD Tube』『骨が腐るまで』も良かった。

SFマンガなら

SF系なら『漂流ネットカフェ』をオススメする。ある日主人公がたまたま入ったネットカフェ。そこで学生時代の初恋の女性と偶然再会する。話が盛り上がっている最中突然の停電。すぐに復旧したものの辺りはそうではなかった。仕方なくそのままネットカフェで夜を明かすことにする。

すると、翌朝ネットカフェの外に出てみると、そこには何もかもが無くなっていた。そこにあるのはたまたま入ったネットカフェと、たまたま居合わせたそのネットカフェの利用者。もちろんその中には初恋の相手もいる。

極限状態に追い込まれていく人間達。いつ助かるのか、自分たちは生きて帰れるのか、そしてなぜこんな場所にネットカフェが漂流することになったのか。更にあっという間に壊れる人間関係。性欲と暴力の恐怖で支配しようとするネットカフェ利用者。悲観し続けるネットカフェ利用者。哀れな夫婦でのネットカフェ利用者。

序盤から散りばめられた伏線によって、より一層SFさを増していく作品。エロとバイオレンスの描写の絶妙な過激さが嫌なリアリティを感じた。この作品も7巻完結と比較的読みやすい長さだ。ただとても印象に残る一作だった。

他にSF系では『圕の大魔術師』『新世界より』『山田くんと7人の魔女』『走馬灯株式会社』『クロックワーク・プラネット』も良かった。


長くなったからここまでで。次は異世界転生系とヒューマンドラマ系をやろうと思います。また今度。



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