【本のこと】『負けない就活 じぶんを信じなかったら、じぶんがかわいそうじゃないか。』
言い訳と、近況報告。
前回更新から2ヵ月経過……就職活動に奔走しておりました。
大学1年生から色々なインターンシップに参加してきましたが、そんな私を「意識高い系」と呼ぶ人が周辺にはちらほら存在しました。
何となく感じてはいました。その言葉がある種の嫌みも含んでいることに。
しかし今では、「自分の将来を早くから考えることの何がいけないのだろう?」と思っています。
「創造せよ偽りのないジブンの道」
大好きなSnowManの新曲『Grandeur』に登場する一言です。
自分らしく積み重ねていけば、応援してくれる人や環境に出逢える。
なーんだ、意識高い系で良かったじゃん。
……noteをおサボりしていた2ヵ月間に私は少し強くなった、というご報告でした(笑)
黒澤先生は、私の師匠です。
さて、今回紹介する1冊は、黒澤晃さん著『負けない就活 じぶんを信じなかったら、じぶんがかわいそうじゃないか。』(マスナビBOOKS)
コピーライターに関心を持った私が、今年の5月からお世話になっている方です。
しかし、今回は師匠の作品の宣伝ではありません(笑)
今回ある企業さんの早期選考を受けるにあたり、メンタル面で支えてもらったこの1冊を、特に22卒の学生さんに共有したいと思ったからです。
一言で表現すると、この1冊は「不安な就活生への処方箋」。
特に都内22卒が内定を獲得し始める今、焦りや不安がジワジワ湧き出している人もいることでしょう。
そんな想いに効く処方箋について、紹介したいと思います。
「飾らないことへの不安」を乗り越えるために。
特に面接が苦手な私。
面接はミスマッチ防止のお見合い、飾らない自分で臨むのがベスト。
分かってはいたのですが、「飾らないことへの不安」がどうしても消えませんでした。
いくつもの励ましの言葉、場慣れ、苦手の分析と改善。
それらが私を支えてくれていたのですが、受け入れる私の心のベースが不安では、浸透率が下がってしまいます(化粧水みたいですね)。
そんな時に、父がこの1冊を貸してくれました。
20年以上「私の父」をしているだけあって、メンタルの弱さはお見通しだったようです(笑)
そこで面接前日、処方箋に頼ることにしました。
本気なら、キラキラするはず。
処方箋には、不安をほぐしてくれる言葉が詰まっていました。
黒澤先生は、時には厳しいご指導をされる一方、愛に満ちた言葉を下さる方で、その温もりをあちこちから感じました。
「目をキラキラさせて言えば、大丈夫」
約190ページの中で、私が最も背中を押された言葉です。
今までの私は「敬語を間違えたらどうしよう」「落ちたらどうしよう」で、私の想いが相手に伝わるかどうかには、気が回っていなかったかもしれません。
しかし、この一言が目に入った時、それらの「どうしよう」がどうでも良くなりました(敬語も内定獲得も大事ですけれど!笑)
本当に仲間になりたいなら、そこには想いがある。想いがあれば、自然と目がキラキラするのでは?
そんな仮定が私の中で生まれ、「今度の面接、ちょっと楽しみかも」なんて気持ちに。
やっぱり、言葉には人を動かす力がありますね。
楽しそうな自分が、そこにいた。
仮定を胸に臨んだ面接。
合否を判断するのは企業様なので、それに関しては何とも言えません(笑)
しかし面接中、画面に映っていた私は、とても楽しそうでした。
「え、楽しそうじゃん君どうした?」と若干引きました(笑)
飾らない=想いをありのまま伝える。
少しミスをしても死ぬわけではないし、たとえ落ちてしまったとしても「今日の面接、面白かったな」と相手の方に思っていただければ、それはそれで嬉しいこと。
私にとっての「じぶんを信じる」は、「目が自然と輝くほどの想いを信じる」でした。
きっと、日本全国で就活の壁に立ち向かっている仲間それぞれに、信じ方があると思います。
このnoteが誰かの役に立てばいいなと願いを込めて、このまとまりのない長文をネット世界に送り出すことにします。
そんなこんなで今回ご紹介したのは、黒澤晃さん著『負けない就活 じぶんを信じなかったら、じぶんがかわいそうじゃないか。』(マスナビBOOKS)。
私の就活は、無事終わるのか、それとも続くのか分かりません。
焦りも不安も普通にあります。
しかし、これからも強くなっていく私なら、何とかなる気もします。
十人十色の「じぶんを信じる」、そのお役に立てますように。
それでは、良いお年を!