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BOOTHにおける今後の素材の扱いについて

はじめに

これは本日(2023年5月16日)15時にBOOTHから発表された【AI生成作品に対する、BOOTHにおける今後の対応とお願い】を元にしたMikuni素材の対応と見解に関する発表です。

本文章は私がAIによって出力されたイラストを元に、加工・加筆することで素材として公開しているものについて、Mikuni個人としてどのように見解・考えを持っているかを文章化したものです。

従って、私の所属する事務所・グループの公式見解と異なる点、その他関わり合いのあるすべてのクリエイターの考えではなく、一個人の私的な意見であることを踏まえてMikuniの素材制作に関する声明であるということを最初に明記します。


BOOTH事務局からの対応の概要

BOOTH事務局はAIを用いたイラストの過剰出品によって通常(今までの)の創作物の販売機会が脅かされているという現状に対し、これら状況を是正するため、発表日を以て以下の通り対応を公布した。


「同一の制作技術を用いたことによる他と差別化されていない作品を出品するショップに対しては、順次該当ショップの全出品物を検索結果に掲載しないようにいたします」

BOOTH事務局公式声明から引用

また、同時にAI生成作品を取り扱う方へのお願いとして、禁止商品に関する再通達や、要修正商品について、また新ガイドライン(改定)のお知らせなどを通知した。

Mikuni素材は該当するか否か


題にあるように、Mikuni素材は本声明に該当するか否かについてですが、個人的にはどっちとも言えないというのが正直な認識としてございます。
言い方は少し悪いですが、BOOTH事務局のこの声明はMikuni素材に対しは少し解釈の余地を持たせた書き方であり、該当するか否か……というのが明確化し難いためであります。

本案件では引用元にもあるように、

「同一の制作技術を用いたことによる他と差別化されていない作品」が主にNGと記載されていますが、Mikuni素材についてはAIイラストをそのままアップロードしているわけではなく、あくまで編集・加筆・修正を行っているので、AIイラストをそのまま投げているものほど差別化されていないかといえばそうではないという判断ができますし、
かといって、通常の作品(一般的に今まで掲載されてきたもの)と比べると差別化しきれていない可能性も否定できません。

非常にグレーであるが故になんとも言えない状況になってしまっているのが現状です。

また、これらの作品を出品するショップに対するペナルティとしては、削除などではなく

該当ショップの全出品物を検索結果に掲載しない
と言った形であり、自分自身が該当するか否か、どういう状況なのかが曖昧模糊としているのもまた、非常になんとも言えない形であると思います。

それらを踏まえて今後の対応について


前項に述べたようにMikuni素材がこれらに該当するかどうかは不明瞭であり、また、禁止商品には当たらないことから、Mikuni個人の見解として
アップロード自体は問題ないと結論付けた上で
今後も、Mikuni素材を提供し続けます。

しかし、BOOTH事務局の意思としては、AIがもととなる作品以外の検索結果をめちゃくちゃにしてほしくないという事が今回の声明に関する主張であると思うので、Mikuni素材においてAIを用いたイラストのタグをAI関連を除いて削除する方向性で調整いたします。(※順次対応です)

また今後アップロードする素材についても
そういったタグを利用しません。

最後に

以上がMikuni素材のBOOTHにおける対応でございます。郷に入れば郷に従えという考えのもと、私自身も駄目と言われれば辞めるので、新たに公式からの声明や発表などございましたら順次対応いたします。

最後までお読みくださりありがとうございました。今後ともMikuniを何卒よろしくお願いします。


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