エールだけは届けたい。医と大衆
以下に引用したnoteはツイッターで人気の病理医、Dr.ヤンデルだ。
この人の本気はすごい。顕微鏡をつかうのが病理だが、その遠隔診断などについて、ツイッターで動画配信したときに、話している姿を見て惚れ込んだ。
この人は北海道の病院の、病理部門の医長にいまなっていると思う。
そのプロとしての技術を維持し、下ネタやツイッターをしながら仕事する(合間合間に息継ぎのようにすると捗るとツイッターで言っていた)という、変わった人だが、等身大のかわいげもある(なんて年上なのに・・・しかしかわいい。)人なのに、
日本中飛び回って、医療をより患者に沿わせようとしてらっしゃる。
30代の私でも、そんな情熱を持つことがあって、実現につなげられるだろうか。
ヤンデル先生は人の頼り方もうまいと思う。自立でさえ、人の助けが必要だ。大きなことをしようとしたら、それはもう、数えきれないほどの人の手を借りているだろう。
上の記事で、白い巨塔を本気で変えようとしている一医師の姿だと、感動してほしい。
惚れ込んだツイッターの動画では、診断の難しい症例で、あとになって死因がわかったある医師が、
「どうやったら救えただろうか、いまわかっても・・・!」と悔しがった下りが一番アツかったと受け取っている。
これだけの熱量を持った人間は、ほかにもいっぱいいるかもしれないが、その一人一人が大事だと思い、世の中のすごさに愕然としている。
でも、自分が委縮する必要もないと思う。
巨人の肩に乗っていると言ってくれている。
化け物ではない、そう言ってくれるやさしさ。
自分も親の金で、大学を出させてもらったわけだ。
すでに巨人の肩に乗っている。
不器用だから、明確に見える成果は現れないかもしれないが、
医学部中退という資源の無駄遣いを、リサイクルしていきたい。
できることはわからないが、
こんなにアツいひとがいると、自分も少し、背筋を伸ばせる気がする。
神よ、御心の天に行われるごとく、地にも行われんことを(by主の祈り)
風や湿気から台風が起こるごとく、この営みを、
そして、農作物や飲み水として小さき我々に降る雨のごとく、
地の小さきものたちが役目を果たし、良い世界を作っていきますように。
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