緋の荒野 世界観情報

緋の荒野[アカノコウヤ]

・緋


火のような、濃く明るい紅(べに)色。

緋色(ひいろ)は、植物のアカネの根を原料とする茜染の一種で、濃く暗い赤色を茜色というのに対して、最も明るい茜色を緋色という。和訓では「あか」「あけ」とも読む。

アカネと紫根を重ねて染め、深みを出した紫褐色を深(ふかひ、こきひ、こきあけ) 別名は黒緋(くろあけ)、アカネに紅花の染料を重ね染めした明るい赤色は紅緋、アカネだけで染めた色は浅緋(あさあけ、うすあけ)、などの色がある。

平安時代にはアカネに替わって支子の黄色と蘇芳の赤を混ぜて明礬を触媒として作った紅緋を生み出すことも行われ、後にはこれも緋色と呼ぶようになった。日本では大和朝延時代より緋色が官人の服装の色として用いられ、紫に次ぐ高貴な色と位置づけられた。

緋色は茜の赤色色素プルプリンを高純度に精製した染料の色である。
(Wikipedia 2024.04.30 参照)

・緋の荒野


朝も昼でも太陽は赤く傾き、海の様に茂るススキを”緋”に照らしている。
起伏に富み、荒野すべてが上下にゆがんだような道筋になっている。
徒歩で移動しようとすればかなり骨が折れるだろう。
起伏頂点をつなげるように道が整備され、中央部には無人の町と、研究所が存在する。
しかし荒野には研究所に住むわずかな人と、家を必要としない物の怪しかいない。
町が何のために、どういった目的で存在しているのかは不明。
建物はコンクリートでできており、ソビエト構成主義建築の様式を持ち、劣化の兆候がほとんど見られない。

夜に月は町をほとんど照らさず、深い闇に飲まれる。

・所在地


季節が存在せず、秋のような寒々しい風と、夏のようなけだるい熱気が交互に吹いている。
ここが世界のどこなのかは判然としない。
このような気候を持ち、太陽が緋く輝く場所は存在しないからだ。
どこかの低山帯なのではないかと予想されている。
また、内陸部であることもわかっており、海が存在しない。
物の怪たちの存在、用途不明の町、これらから異次示と繋がっているというトンデモ仮説もある。

・???


万が一にも“幸運に”この荒野にたどり着いてしまった場合、長居はお勧めしない。
住民は人妖問わず友好的だが、緋い太陽の下で生活をし続けると狂ってしまう。
仮説として、この太陽にはビタミンDを生成させる能力がないためうつ状態になるというものと、体内時計のリズムを得ることができなくなる可能性がある。
このことはなんとか正気を保てた遭難救助者による証言のため、これ以上荒野にいた場合にどのような変化があるかは不明。
荒野に居住している者たちがどのように精神状態を保っているかも不明。
現状、意図してこの荒野に訪れる道が確立されていないため、これ以上の追及は難しい。

.....もう一つ聞きたいこと?
蟹とトマト・・・?いったい何を言っているのかわからない。
荒野の話と何も関係がないじゃないか。

追記してほしい情報があれば連絡を


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