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最近の記事

フーテン族のライブへ行く5 with 竹馬之友【2024.6.22】

こちらロックバンド「フーテン族」のライブに赴く個人の随筆です。くどいようですがライブレポートでも何でもないので、お読みの際はご理解いただきますよう…… 友達は多くも少なくもない方だと思うけれど、音楽を趣味として聴くーー特にロックを聴く友はあんまりいない。ライブに行くほどの、となると尚更いない。 まぁ、当然ながら音楽意外にも娯楽というものは存在するわけで。プロ野球チームだったり、タイ人俳優だったり、力士だったり、みんなそれぞれに推しと呼べる何某をもっている。各位を思うがまま

    • 竹馬之友の住む街へ行く

      2024年6月22日。久々に新幹線に乗った。何年ぶりだろう。車内チャイムが聞き慣れない曲で、そういえばTOKIOのアンビシャス・ジャパンは変更になったんだっけと思い出す。 行き先は名古屋。 帰省の折には必ず中継しなければならない都市で馴染みがあり、赴くにあたり、さして高揚感もない。 でも、今回は目的が2つ。 ライブにいくことと、 幼馴染ーーいわゆる竹馬之友(以下:竹馬)に会うこと。 名古屋に向かうことが、こんなに楽しみなことがあっただろうか。 そういえば2019年冬に、T

      • フーテン族のライブへ行く4【2024.6.18】

        性懲りも無く4回めとなりますが、こちら、ロックバンド「フーテン族」のライブに赴く個人の随筆です。自己満足でやらせてもらっとります。 ライブレポートではありませんので、そこのところ何卒よしなに…… 6月2日深夜、就寝前にSNSチェックをしていると、当月18日のフーテン族ライブが示唆された。 それを目にした私の脳内に、名曲『僕の犬』のギターリフが瞬時に流れる。    (親の顔より見たMV) 18日は平日火曜、場所は下北沢、定時終業後に向かって余裕で間に合うだろう。良し。 情

        • 洒落たバッグをオーダーしに行く

          好きなデザイナーの新作バッグが発表された。 ネットで何度か販売されているけれど、争奪戦に負けて悔しい思いをしていた。 まぁお値段もそこそこするし… ちょっと私には可愛すぎるデザインかもしれないし… デザイン重視しすぎて使い勝手はそこまでだろうし… 諦めの理由を探しているところ、代官山でポップアップをやることを知る。行くしかない。 ちなみに同日午前中は東京ビックサイトのデザフェスに行っていた。有象無象、玉石混交の暗黒空間から、洗練されたお洒落タウンへ移動する。 この方のポッ

        フーテン族のライブへ行く5 with 竹馬之友【2024.6.22】

          フーテン族のライブへ行く3【2024.5.12】

          ~お読みいただく前に~ こちら、前々回・前回に引き続き個人の随筆となります。 ライブレポートではありませんので、どうぞ寛大な心で。処々ご容赦ください… * * * * * * * 初めてフーテン族のワンマンに行った日(3/20)の帰りがけ、今回行くこととなるツーマンライブのフライヤーを貰った。 ライブ後の浮遊感の中で受け取ったそれは、何となしに帰宅後冷蔵庫に貼っていた。 眺めながら、「ツーマンか…なかなか行くにハードルが高いな…」と、当時思っていたけれど、結局それよりも前

          フーテン族のライブへ行く3【2024.5.12】

          胆石に関する身内話

          父が胆管結石になった。 その入院の手続き中であったところ、予定前に具合が悪くなり、前倒しで入院・内視鏡手術となった。今は無事退院して症状も落ち着いている。 その時の手術は胆管をキレイにするためのもので、今後は胆嚢摘出手術をする見込みだ。 胆嚢摘出は腹腔鏡手術で行われる場合が多いそうだが、父は病歴(胃がんで胃を3/4摘出している)のため、開腹手術になるという。 大変だなぁとは思うが、私は父以外にこれまで2人、身内で胆嚢摘出手術経験者を目にしているため、そんなに不安視していない

          胆石に関する身内話

          不健全を表現するカルチャーは健全な精神で触れていたいよね、という話

          中高生のとき、V系(ヴィジュアル系)ロックとよばれる音楽を聴いていた。V系の中でも、ダウナーなもの、ダークなものを好んでいた。 (というか、当時V系がほとんどそんな感じだった。) 多感な時期だった。ダウナーな音楽は当時の私に寄り添ってくれたし、ダークな世界観は非日常に浸らせてくれた。 結果、私はダウナーでダークな厨二病女として仕上がっていた。 (今昔、バンギャはみんなそんな感じかもしれない。) その界隈では、ファッションとして包帯だの血糊だのが使われているくらい、痛々しいほ

          不健全を表現するカルチャーは健全な精神で触れていたいよね、という話

          ストリートライブでJAZZを聴く

          ゴールデンウィーク終盤の夜、友人と食事後、有楽町を歩いていた。 すると、進行方向の高架下から音楽が聴こえる。ジャズだ。生音だ。 見れば、キーボード、ウッドベース、ドラムのスリーピースバンドが演奏していた。 聴いていっていいか、と友人に了解を得て、バンドの前で立ち止まる。 何となく分かる。これは無料で聴いていいものではないぞと。 途中で聞き覚えのあるメロディになった。「枯葉」だ。 思えば生でジャズのセッションを聴いたのは初めてかもしれない。感動ものだった。詳しくジャズを知ら

          ストリートライブでJAZZを聴く

          イラスト集を買う-sekuda『pokets』-

          デザインが仕事の友人と、銀座の蔦屋に行った。 友人が好きなポップカルチャーのコーナーで、鮮やかで目を引く表紙の本があり手に取った。イラスト集だ。パラパラと捲ると、その絵に二人して引き込まれた。 手荷物の都合上、その場では購入せずにいた。が、しばらくしても、私の頭からそのイラストの印象が頭から消えなかったので、作者の情報を記録していた友人に連絡し教えてもらう。sekudaさん、という方の作品らしい。 ほどなくして、あの時見たイラスト集を購入することが出来た。 カラフルなのは

          イラスト集を買う-sekuda『pokets』-

          もうすぐ “SHINE ON”

          THE YELLOW MONKEY (以下、イエローモンキー)は、私にとって軸みたいなバンドで、色んなアーティストを見聞きするにも、何となく基準点として胸にあるようなイメージだ。十代の若かりし頃、それくらい曲を聴き込んだと思う。 初めて生でイエローモンキーを見たのは、当時私が大学1年生のとき、2004年の東京ドームで。それは、ライブではなく、彼らの解散イベント(フィルム上映)だった。 そのラスト、何の挨拶もなく登場した4人は、代表曲「JAM」をただ1曲のみ演奏。それだけで舞

          もうすぐ “SHINE ON”

          DANDRESY

          フーテン族の曲を聴きすぎて、ギターのリフやベースラインを頭の中でなぞりつつリズムを音ゲーのように刻んだりするようになっていた。多分かなりの高得点が叩き出せるドン。 ちょっとこのバンドから距離を置いた方がいいかも知れないと、危機感を覚えた。Spotifyで聴けるのはたった12曲(うち2曲は同じ曲のシングルVer)のためローテーションがえぐい。 今月はライフワークとしている別のバンドのライブがある。そっちのモードへ頭を持っていかなければだし… まぁ、何なら彼らのルーツとか、その辺

          フーテン族のライブへ行く2【2024.4.5】

          こちらは前回に引き続き個人の随想・散文となります。お読みいただく方はライブレポートではないことをご承知おきいただきますよう。 * * * * * * * * はじめてライブに行ってからしばらく、頭の中がフーテン族の音楽でいっぱいだった。 自分の傾向として、好きなものができると、食傷気味になるまで摂取してしまうことがある。あまりにも聴きすぎて「なんだかこの状況はヤバいのでは」と、ふと我に返った。 それに、彼らの音楽は自信を持ってカッコいいと言えるけれども、およそいい大人が、

          フーテン族のライブへ行く2【2024.4.5】

          フーテン族のライブへ行く【2024.3.20】

          ~お読みいただく前に~ これは、とあるミドルエイジが初めてインディーズバンドのライブを観にいく随想です。 解釈違いなどあればご容赦いただきたく。また、ライブレポートではありませんので、何卒。 * * * * * * * * * * * * 私がフーテン族というバンドに出会ったきっかけは、YouTubeだった。 かねてから登録していた音楽チャンネルと、古着系の動画を観るようになったことが誘因になったのか、「あなたこういうのが好きでしょ?」とGoogle社がおすすめとして提示

          フーテン族のライブへ行く【2024.3.20】