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健常者と障害者のはざまで… 03 〜補聴器〜

補聴器はフォナックのクロス補聴器を使っています。
隣町の病院で聴力検査を受けた際に、補聴器が欲しいが、一般的なものでは意味がないのでどうしたら良いかと尋ねました。
『クロス補聴器』というものがあると紹介してもらい、補聴器外来のある大学病院にかかり、購入しました。

クロス補聴器とは?
簡単に説明すると…
両耳に補聴器をつけ(送信機と受信機)、聴こえない方の耳の音を聴こえる方の耳に送るというものです。
片耳難聴の方や、左右の聴力に大きな差のある方に適していると言われています。

購入する場所にもよると思いますが、購入前に貸し出しをしてくれて使用感を試すこともできるようです。
私は耳型をとるものを使用しているので、お試しはほぼ無く、購入を決めてから初めて手にしました。
個人的には、お店で買うのもいいのですが、病院で買っておくと色々、検査も一緒にできて楽かな、と思います。

補聴器について、つらつらと書いていきましたが…
ほとんど使っていない。というのが実情です。
あまり、使用感として変わらないというのが本音です。
コロナ禍でマスクの使用が不可欠となっています。
私の使っている補聴器は、耳掛け式で、マスクの耳掛けの部分と補聴器が重なり、落とさないか不安であまり使えていません。
2人以上で会話をする時や、仕事で必要な時などは、使用しています。
補聴器は、私にとってお守りのような存在です。
ただ、とても高価なものであるので…次購入するときは、必要かどうか要検討であるな、と感じています。
お子様ですと落としたり、壊したり、そのようなリスクも高くなると思います。
私は中学時代から片耳難聴ですが、補聴器を手にしたのは数年前からです。中高生の時はほとんど情報もなく、補聴器を使用せずに過ごしてきました。
今もプライベートでは、ほとんど使用することもありません。

個人の感想なので一概には言えないのですが、劇的に聴こえが変わることは私は無く、お守り程度に思っていた方がいいかもしれません。
お守りが、精神的に大きいこともあるので、カバンには入れてあります。

選択肢の一つとして、『クロス補聴器』というものもあるということを、みなさんに知ってほしいです。

次回は何をお話ししましょうか……

Aoi

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