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文化にするために

いよいよ1月も最終日。毎年のことですが、あっという間ですね。年明けからコロナ感染拡大が続いており、今日も全国で新たな感染者が6万人越え。感染力の高いオミクロン株はかなり厄介でレギュラーシーズンの遂行に高い障壁となっております。開催出来たとしても各会場、集客で苦戦しています。ピークアウトを待ちつつ、出来ることに取り組んでいくしかありません。

いかなる逆境にも耐えうるクラブやリーグ経営をしていくには長い目で文化にしていくしかないかなと思っています。つまり、無くてはならない存在になることを意味します。ではどうしたら良いか。あらゆる努力をするとか、時間を要するのは当然ですが、徹底した「ローカルコミュニティ」と「プロモーション」が鍵かなと思います。

ローカルコミュニティは、徹底して地元、ホームタウンにアプローチする。また、これからは憧れるほどのスーパースターなら申し分ないですが、そんなスターは滅多にお目にかかれないのでどんな形であれ、心から応援したくなる存在になることが重要かなと思っています。

プロモーションは、バレンタインデーを例にとります。このイベントは1958年頃から流行しましたが、本格的に日本で定着したのは1970年後半。毎年2月に売り上げが落ち込む菓子店主が企画したといわれています。日本では男性が女性にプレゼントを贈るという習慣がなかったので、女性から男性に贈るという企画があたったようです。キャッチコピー、宣伝方法、百貨店とのコラボなどうまいこと仕掛けているんですよね。人気のゆるキャラもそう、温泉地としてメジャー化させるのもみんな同じ。プロの力を借りてプロモーションしているケースが多いんです。

文化創造のためには、まず前述した通り、徹底的に地元に寄り添い、応援される努力をするのが大事。予算とかお付き合いとか様々な理由はあるでしょうが、地元のリソースだけでなんでもやるというのではなく費用をかけても一流のプロの力を借りることも大切かなと思っています。

地元で当たり前のことを当たり前にやり切る地味な行動と切れ味鋭い仕掛けのバランスを心がけたいものです。




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